夏の里山 天ヶ津峰 2024年06月20日  2
里山倶楽部四国編 

- 天ヶ津峰 -

クチナシの花がまだ咲いているかと天ヶ津峰へ。



ホタル祭りはもう終わったのかな?

何時ものように薄気味悪い霊心塔の建つ御嶽神社から登り始める。



例年になく沢山の花を付けているクチナシ。

しかしもう殆どの花が茶色くなったり散り落ちている。



中にはまだ咲きかけている花もあるが盛りは数日前だったようだ。



奥の院にお参り。

もう年配の男性がお参りして休憩していた。



何時来ても独特の雰囲気に飲み込まれてしまう。



月讀尊を祀ってあるのは珍しい。



ノイバラの花が綺麗だ。

オオバヤシャブシに新しい実ができている。



植えられた桜が大きく育ってきた。

アカメガシワも花を咲かせている。



東尾根には行かずにトラバースへ。



ヤマハゼが少し赤くなった葉をつけている。

この頃が一番かぶれやすいと教えてもらった。



テイカカズラの花が沢山散っている。

ホタルガが沢山飛び回っている。

今年はどの山でも多いようだ。

飛ぶとき触覚と腹のブルーが蛍火のように見える。



ヤブムラサキも今年は多く花をつけている。

トラバース道は風が吹かず、蒸し暑い。



地面に這うように小さなヤマツツジが咲いている。



トンボソウ?はまだ蕾。



西尾根からの直登路分岐の広場に着く。



木々が育って見晴らしが悪くなってきた。

倒木で作られたベンチで休憩。

冷たい風が吹いてきて涼しい。

若い男性が登ってきて「今日は涼しいですね」と挨拶して行った。

西尾根は風が当たって涼しいのかな。



道端には濃い朱色のヤマツツジが満開。



鉄塔広場でも見晴らしは悪い。



朱色で目立つのは、ヒイロタケかな。

若い男性が追い越していって西尾根へと登っていった。



去年は満開だったキヨスミウツボが見つからない。

ツルアリドウシの花も無いが、もう咲き終わったのかな。

代わりにイチヤクソウの花が咲いていた。

家内はこの花が好きなので喜んでいる。



剣ヶ峰への道はロープが張ってある。



咲き残っていたテイカカズラとミズミモチ。

賑やかに女性二人が急坂を降りてきた。



剣ヶ峰に着く。



景色は見えないが涼しいので石に座ってひと休憩。



ヤマツツジが綺麗だ。



オカトラノオが群生している。

去年は全然なかったのに。

ナイトジャスミンに似た黄色い花も咲き誇っている。

イヨカズラだと悦ちゃんに教えてもらいました。



アップダウンして進むとヤブムラサキとネズミモチの花。



テーブルマウンテンの標識が落ちていたので、針金を応急修理して直しておく。

ヤマツツジの大株は花が終わっている。



ビッシリと生えているのは何だろうか。

ウマノミツバに似ているが。



サルナシが可愛い実をつけている。



みふみ山三角点。



見晴らしの良いベンチで昼食。

少し薄っすらと町が見えてきた。



ヌタ場を過ぎて東林院へは向かわずに大谷川ルートを下る。



ここでもクチナシの花がたくさん咲いている。

もう花が散って実になりかけているのも多い。



すぐ下にも沢山のクチナシの花。

今年は実が沢山なるだろうな。



ヤマモモの実が熟れてきているがまだ小さい。

この尾根は長い。

見晴らしの良いところでひと休憩。



雲竜水はドボドボと流れている。

冷たい水を頭からかけて生き返る。



ホタルブクロが大群生している。

誰かが植えたのかな。



ツクバキンモンソウかな。



カクレミノは、古い葉が落ちて青々と茂っている。



丸い実がたくさん落ちているのでシロモジの実かと思ったが、サルトリイバラの実だった。



林道に降りて、旧道を国道に向かう。

ベニシジミが羽を休めている。

昨日、愛用のカメラが壊れて古い予備のカメラを持ってきたが、ピントの合うのが遅くて甘い。

新しいのを買わなければと思う。



何時も通っている原っぱの道は雑草に覆われて凄いヤブコギ。

ほんの少しの距離なんだけれど、道も見えなくなったので引き返す。



道端にはトキワツユクサの白い花が清々しい。



古い団地の横を通って国道に出ると合歓の木が満開。



大谷窯業の横に出て暑い車道を引き返す。

あの広場を横切るとこの橋に出たのだけれど。



大谷川の水は今日も白く濁っている。



柿の実が大きくなってきている。

何時もきれいに咲いているあじさい。



道端に変な花が咲いている。

花の後ろにバナナのような青い実がついている。



調べると芭蕉の花だった。

シーボルトに依ってジャパニーズバナナと英名を付けられたらしい。

松尾芭蕉の俳号のもとにもなっているようだ。

後ろのバナナの実のようなのは、食べられるけど不味くて家畜の餌にしかならないそうだ。

雌花が先に咲いて実がついた後にこの黄色い雄花が咲いて花粉を撒くらしい。。

それにしても珍しい花を見ることができてよかった。



ミゾソバが可愛く咲いている。

昔はどこにでも咲いていたが最近はあまり見かけない。



御嶽神社に帰ってきた。

今日は曇りで蒸し暑いせいか 登山者は少ないようだ。

車が全く停まっていないのは珍しい。

帰ってシャワーの後のビールは、つい二缶も飲んでしまった。

せっかく汗をかいても、これでは痩せないなあ。



あじさいにカタツムリ。



里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください