- 東尾 サラサドウダン -
今日は久しぶりに晴れそうだ。
南高城のシロヤシオも早く行かないと散ってしまう。
しかし、東尾のサラサドウダンも見頃が終わりそうだ。
迷った挙げ句、東尾のカイナンサラサドウダンを見に行くことにする。
帰りには出羽のササユリも見てみたい。
 
何時も停める広場は草が茂っていて入れない。
道路の行き止まりの広場に駐車。
すでに一台停まっていた。
今日は日曜日なので、後からやってくる人が停めやすいように一番奥までバックして停める。
これが後から悲劇を生むことになろうとは。
 
登山口は草が茂って登山道がわかりにくくなっている。
記憶を頼りに草をかき分けて廃屋までたどり着く。
 
最奥の廃屋からは道がはっきりとしている。
 
フタリシズカが咲き始めている。
 
道はかなり傷んでいる。
トラバースの細い道が、落ち葉とズレ落ちた土砂で埋まっていて滑り落ちそうで緊張する。
 
杉の植林地帯となると道ははっきりとしている。

杉の植林地帯が延々と続く。
 
タニギキョウが咲いていて気持ちを和ませてくれる。
 
トチバニンジンが咲き始めているが、ナベワリの姿は見つけることが出来ない。
古い木橋をわたる。
 
踊石分岐を過ぎると広場に出る。
 
アサガラの花が満開。
その先で突然道が消えてしまう。
ナビで見ると方向は間違っていない。
下から女性が登ってきたので、少し引き返して合流。
 
お二人は過去のログの軌跡を辿って直登を始める。
私達も付いて行くが、お二人はすごい健脚で早い。
竜峠に付いた時にはすでに東尾に登っていた。
 
傷んだ急登を登っていく。
最近筋力が落ちてきて、大きな段差を乗り越えるのがキツイ。
 
まだオンツツジが咲き残っている。
 
東尾のオンツツジの大木も花が半分残っていた。
儒家には真っ赤な落花の絨毯。
 
一休みして踊石に向かう。
 
岩の間の龍神様にお参り。
サラサドウダンの古木はほとんど花が散っている。

先行したお二人が休んでいる踊石の上に上がる。
眼下に長安口ダムの青い湖面が見えている。
 
岩の横のサラサドウダンが満開だ。

昨年はあまり咲かなかったようだが、今年の花付きは素晴らしい。

なんと表現したら良いのか。
こんなに可愛い花は他には見つけることは出来ない。

可愛いわんこ(クロちゃん?)を連れた女性が二人やってきた。
そのうちにまた若い男女ペアもやってきた。
既に到着していたお二人が帰ってきて、岩の上は満杯。
 
岩の左奥に行くと、此処でもサラサドウダンが満開。
 
図根三角点の広場のサラサドウダンの花の下で昼食。
 
十分に花を堪能して下山。
岩の上に居た人達がドンドン追い抜いていく。
何時も道を間違う大岩から赤テープを確認して右折。
 
分岐から下っていくと、トックニ先に降りていたお二人が後ろからやってきた。
何処かで道を間違って徘徊していたとのこと。
たしかに何回来ていても段々道が不明確になっていて惑う。
 
慎重に下っていくが、上りで崩れそうになっていた所は、大勢が歩いたので踏み固められて歩きやすくなっていた。
 
登山口に着くと皆さん既に帰っていた。
さあ出羽に向かおうと走り始めるとなんかおかしい。
異音がするので集会場の広いところに停めると、左後ろのタイヤがパンク。
側面がざっくり切れている。
駐車場のゴミの中に鋭い金属片か何かがあったようだ。
電波状況が良いところまでユックリと降りて広い所で駐車。
保険会社に電話してロードサービスを依頼。
ロードサービスの会社から30分くらいで電話があるので待つように言われる。
その前に自分でなんとかならないかと、スペアタイヤを取り出してジャッキアップを試みる。

しかし、ジャッキが重くてタイヤ交換できるくらいまで車体が上がらない。
諦めて待つことにする。
40分程してロードサービスの人から電話があり、美波町から40分くらいで着くという。
暫く待つと、なんとジムニーの新車でロードサービスがやってきて簡単にタイヤ交換をやってくれた。
保険に入っていたので費用はゼロ。
タイヤパンクはこれで二回目。
燃料切れでも一回お世話になった。
山の中でも来てくれるので大助かりだ。
気を取り直して出羽へ
大美谷ダムに立ち寄る。

山奥の水を集めて流れ入る流れは何時も神秘的な美しさだ。
 
出羽でご主人にご挨拶してから200円入れてササユリ見物。
花のピークは終わっているようだったが、それでも多くの美しいササユリを見ることが出来た。
 
紅花芍薬が咲き始めていた。

八重地トンネルを過ぎるとエゴノキの花が満開。
今日はアクシデントもあったが、素晴らしい花たちに出会うことが出来た。
大満足。
明日からは天気が悪いが、南高城のシロヤシオも見に行きたいなあ。
里山倶楽部四国
ホームページにも是非お立ち寄りください
|