春の里山 慈眼寺 2023年03月19日  
里山倶楽部四国編 

- 慈眼寺 ―

久しぶりに快晴の予報。

毎年恒例の慈眼寺参りに出かける。



ふれあいの里坂本に駐車。

急階段を登って行く。



八幡さんのひな祭りは終わっていた。

ソメイヨシノが咲き始めている。



レンギョウの咲き誇る庭先から登り始める。



ムラサキケマンやスミレも目覚めている。



農家の庭先にはサクラソウが満開。

鹿背山がシルエットに見えている。



例年なら満開のカラミサクラは終わりかけている。



寒桜ももう葉桜になっている。



ムサシアブミが顔を出し始めた。



シャガも咲きはじめている。



クサイチゴにムラサキサギコケ



ヤブツバキも咲き誇って落花が綺麗だ。



お地蔵さんにお参り。



遍路道には丁石。



レンゲやオオイヌノフグリも。



鹿背山も明るくなってきた。



ノンビリと歩いていたら下りになった。

道を間違えている。

急いで引き返す。



シャガやタンポポ



ホトケノザも可愛く咲いている。



古い寄せ墓の中には、おくのいんの丁石。



ツクシやレンゲが群生。



シロバナショウジョウバカマが咲いている。

桃の花も満開。



山道に入っていく。



遍路小屋から古い石垣のある道を上がっていく。

昔は人家があったのだろうか。



古い落書きのある大岩を越えていく。



沢を渡ると何時もの所にコショウノキの花。



車道に飛び出すとフサザクラが満開。



慈眼寺の石灰岩の壁が見え始めた。

岩肌にはヤマルリソウが咲き始めているが今年は少ない。



その代わりにシロバナショウジョウバカマが咲き誇っている。



こんなに沢山咲いているのは珍しい。



ノアの箱舟のような石灰岩の大岩。



驚くほど多くのフサザクラが咲いている。



小さくて白い桜が咲き始めている。

今年はやはり早いようだ。



慈眼寺に着くと参拝客の車が停まっている。



まずは太子堂にお参り。



綺麗な襖絵。



若い歩き遍路の男性からお声がけいただく。

本堂が奥にあるのを知らないようなので、お教えして一緒に登って行く。



寒桜はもう終盤。



寒緋桜は満開。



小さな桜が咲きはじめている。



スミレの花も可愛く咲いている。



大師像の向こうに高鉾山。



フデリンドウの蕾が今にも咲きそう。



平成7年に落ちてきた大岩。



本堂に着く。



本堂の周りを三回回ってお参り。



何組かのお遍路さんがやってきたが、穴禅定に入っていく人は居ないようだ。

シハイスミレの優しいピンク色の花が好きだ。



白い小さな桜の下で一休憩。



キランソウが地獄の釜の蓋をしているように咲いている。

先程の男性は仙台からやってきたそうだ。

昨夜、道の駅にテント泊して今朝歩いてきたそうだ。

ずいぶんと早いなあ。

少し話をすると旧の遍路道を下っていった。

この道はずいぶん荒れていると言うが、健脚だから大丈夫なんだろう。



車道を下り始めるとクロモジの花が道沿いにずっと咲いている。



石灰岩の大岩が多い。

キブシの花も満開。



ヒオドシチョウがヒラヒラと舞っている。

春早くから出現する蝶だ。



高鉾山に向かって下っていく。

次々と参拝者の車が通り過ぎて行く。



高鉾山の右奥には風車の羽が見えている。



拝所のお地蔵さん。



先程の男性はこの道を降りてきたのだろう。



此処にもフサザクラが多い。

ヤブツバキも綺麗だ。



小さな滝は水量が多いが、灌頂ヶ滝は水量が少ない。



一寸ガックリだが階段を登って行く。



少ないながらも水しぶきが飛んでいる。



階段にはスミレが沢山咲いている。



ヒメウズも。



不洞窟に着く。

寒桜はほとんど葉桜になっている。



葉桜を楽しみながら昼食。

よってね市の散らし寿司は錦糸卵が多くて、甘い金時豆とユズの効いた酢飯のバランスが素晴らしい。



ドンドン下ると満開の桜が逆光に輝いている。



サンシュユとハクモクレン。



陽だまりの桜はもう満開。




真っ赤な寒桜が龍神の塔に映える。



雄滝に寄る。

スジグロシロチョウが飛び回っている。



雌滝と慈眼寺への古い参拝路入り口。



木瓜の花と華やかな陽光桜。



シジミチョウも飛び回っている。



春の日に輝くキンポウゲ。



ハクモクレンの大木はまだ蕾。



トサミズキとマンサクも満開。



峠道に向かうと葉桜になった寒桜の向こうに高鉾山が綺麗だ。



車道からキワダに向けて降りていく。



木瓜の花とシキビの花。



スモモの花とソメイヨシノの蕾。



ハクモクレンが見事だ。



シデコブシのピンクがかった花もきれいだ。



風の駅の下には椿園が出来ている。



紅白の木蓮。



ヤマガラの餌場にはヤマガラの姿は見えない。



森本家の上の寒桜はほとんど葉桜になりかけている。



白い沈丁花が満開。



明治43年に掘られた坂本隧道を潜っていく。



坂本八幡神社にお参りする。



お雛さんに代わってだるまが祀られていた。

今日は、快晴のもと長閑な里山歩きを楽しむことが出来た。

眉山の桜が咲くのも、もう直ぐだろう。

楽しみだ。






総歩行距離 14.3km

累計標高差 ±1,223m

総行動時間 6時間43分




里山倶楽部四国

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