- 慈眼寺 坂本八幡宮雛人形 -
春恒例の坂本神社から慈眼寺への周回山里歩きの日がやって来た。
天気予報も快晴。
ノンビリと山里歩きを楽しもう。
ふれあいの里坂本に駐車。
まずは石段を登って坂本八幡神社へ。
今年もきれいにおひなさんが飾られていた。
今日は春の社日。
地神祭の準備が地元の人達で進められていた。
帰りにゆっくり見ることにして出発。
坂本の集落では、雛人形が飾られている家が少なくなってしまったなあ。
理髪店の前から参道に入る。
鹿背山分岐を直進。
ムラサキケマンが元気に咲いている。
最終農家を通過。
農家の前から鹿背山。
カラミザクラはもう散り始めて茶色になっている。
二十六丁の丁石。
立派な石垣が続く。
昔は家や畑がたくさんあったのだろう。
二十丁の丁石が置いてあった。
去年はなかったと思うが、何処かから見つかったのかな。
見事に咲いた寒桜と鹿背山。
ムサシアブミが出てきている。
ムラサキサギゴケとタチツボスミレ。
何年か前に造り変えられたお地蔵さんにご挨拶。
細い農道を進む。
オオイヌノフグリやホトケノザが咲き誇っている。
集められたお墓やお地蔵さん。
奥の院(慈眼寺)への道標も有る。
テングチョウが飛び回っている。
テングチョウは毎年桜が咲く頃に大発生する。
立派な桜を見てから右の脇道を上がっていく。
山道に入るとすぐに遍路小屋(西山荘)がある。
チャートの大岩が続く。
昭和13年と昭和50年の落書き。
ここまでペンキを持ってきたのが不思議。
湧き水がごうごうと流れ落ちている。
地獄の釜の蓋、キランソウ。
山間に見えているのは正木ダムかな。
このように正木ダムを眺めたのは初めて。
湧き水の音が大きくなると車道に出る。
眼の前に、慈眼寺の有る石灰岩の山。
道端にはシロバナショウジョウバカマが群生している。
まだつぼみも多いのでこれから暫く咲き続けることだろう。
テングチョウとタチツボスミレ。
慈眼寺の駐車場には仙台ナンバーの車が停まっている。
遥々お参りに来られたのかな。
慈眼寺着。
まずは本堂にお参り。
一本10円のろうそくに火を灯す。
穴禅定の試石。
昔は通れたのだけれど、
太って通れなくなってから久しい。
太師堂にもお参り。
本堂に向かう。
小さくて色の濃い桜が満開。
色の淡い寒緋桜も満開。
カラミザクラは花の終わり。
墓地などが整備されていた。
太師像にお参り。
上勝の町と右上に高鉾山が見える。
この参拝路は結構長くてキツイ。
大岩を過ぎると穴禅定の大岩の前に着く。
この山全体が石灰岩でできているようだ。
本堂の十一面観音様の真言を唱えながら本堂を3回左回りする。
帰りの参道にはヤマルリソウが咲き始めている。
タチツボスミレも可愛い。
桜を見ながらコーヒータイム。
のどかな時間を過ごす。
帰りにもう一度シロバナショウジョウバカマを楽しむ。
キブシのかんざしのような花が咲き始めている。
正木と坂本からの道の出会いのお地蔵様。
すぐ横のベンチの左から慈眼寺への旧の参道がある。
去年は満開だったフサザクラは咲き始めたばかり。
木々の新芽が出始めている。
旧の県道があるが、荒れている。
灌頂の滝入り口につく。
龍神様の祠。
お供え物を置くなと書いてある。
踊り場から滝を眺める。
水飛沫が頭から降りかかる。
お不動産の桜はまだ綺麗だ。
不動明王の前から滝を見上げる。
滝飛沫を浴びながら昼食。
勝浦に来たときは何時も、よってね市のちらし寿司。
柚子の酢味が甘い金時豆とよく合う。
上勝に向けて降りていく。
新聞受領所。
山の上の自宅まで配達せずに済むようだ。
農家の庭にはサンシュユが満開。
枇杷の花も多い。
寒緋桜と淵神の塔
雄滝と雌滝
昔はここまで勝浦川の鮎が遡ってきたらしい。
エメラルド色に透き通っている。
慈眼寺への県道はこの桜の木の横から登っていく。
道標のお地蔵さんが祀られている。
新しいビニールハウスの横には県外車が停まっていて、女性が作業している。
移住者が来られたのかな?
トサミズキとマンサクが満開。
切り花用に植えたらしい寒桜の向こうに高鉾山。
畑には満開の寒桜が何本も有る。
来た道を引き返ししていると女性のお遍路さんがさっそうと追い抜いていった。
農家の前の寒桜をもう一度楽しんで坂本へ。
帰りに坂本八幡宮に立ち寄る。
地神祭が終わって直会をやっているのだろうか?
賑やかな声が響いている。
ふと本堂を見上げると極彩色の陶器の狛犬が祀られている。
珍しいなあ。
なんと縁の下には古い鐙が。
もう一度拝殿にお参りして帰宅。
今日は、毎年恒例の慈眼寺参りをすることが出来た。
毎年長距離歩きは疲れるようになったが、来年もまた来ることが出来ますように。
総歩行距離 13.7km
累計標高差 ±1,266m
総行動時間 6時間26分
里山倶楽部四国
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