秋の里山 鶴林寺 2023年11月26日  
里山倶楽部四国編 

- 鶴林寺 -

一日中快晴の予報だが、朝起きると曇っている。

高城山へ霧氷を見に行きたいが、曇っていては綺麗ではない。

のんびりとお寺参りをすることにする。



よってね市で、お弁当と蜜柑を買おうと寄ってみると、マルシェの準備で満車。

ちらし寿司と、10キロの箱入り蜜柑を買うが、お参りする間駐車するのはチョットマズイように感じる。

役場まで行って裏の駐車場に停めさせていただいて出発。

ここからは初めての道。

入り口に、鶴林寺と奥の院の標識。

昔は奥の院の慈眼寺まで行く人も多かったようだ。



柊に白い花が咲いている。



みかん園では朝早いのにもう収穫に人が集まっている。

正面に中津峰山のフライトパーク。

フライトパークからはこの道がよくわからない。



遍路小屋に着く。

小屋の周りには柿とみかんが鈴なり。



廃棄されたみかん畑の中の道を登っていくとクロバーが咲いていた。



道端には、繁栄した当時を物語るような蜜柑小屋が点々と残っている。



供養墓とスズメウリ。



15丁の丁石と石仏。



水呑太師前のベンチで蜜柑休憩。



重そうな荷物を背負ったお遍路さんが登って行った。



鶴峠への分岐の石柱。

歴史を感じるなあ。



十一丁からは南北時代の丁石が残っている。



車道を横切って行く。



九丁、八丁



眼下に那賀川の流れと大井小学校。



7丁、六丁



砂岩の自然石の石が敷き詰められている。

雰囲気の良い道が続く。

また車道を横切る。



通夜堂跡の石仏。



通夜堂の井戸跡。



雰囲気の良い石畳の道を行くと三丁。



古い三体の石像が祀られている。



階段を登りきると駐車場に着く。

モミジの紅葉が素晴らしい。



トイレ横の紅葉も真っ赤。

空が晴れてきた。



二丁の丁石の横には179度目の四国参りの供養塔



鶴林寺仁王門



樹齢何年だろうか?

杉の巨木が並ぶ。



境内は見事なモミジの紅葉が出迎えてくれる。




本堂石段脇に一丁の丁石



まずは太師堂にお参り。



不動明王。

びんずるさんの膝を撫でて膝痛が治りますように。



鶴林寺本堂にお参り。



二羽の鶴



本堂横から鶴林寺山へ。



立派な赤樫の間を進んで鶴林寺山山頂着。

三等三角点「鶴林寺」516m



三重の塔まで帰ると青空が広がってきた。



本堂から大勢の読経が聞こえてくる。



紅葉真っ盛り。



紅葉の木漏れ日に包まれながら昼食。

よってね市のちらし寿司は美味しい。

金時豆と錦糸卵そしてさやえんどうに甘酢生姜が味を引き締める。

子供の時からの大好きなお寿司だ。





錦の空気に包まれての食事の後のコーヒータイム。

至福の時だ。

何時見ても彫り物が見事だなあ。



モミジの赤とタカノツメの淡い黄色がとてもマッチしている。

子供連れのご夫婦がやってきてにぎやかだ。



サア帰ろう。



雲が切れて日が差すとモミジが一層鮮やかになる。



帰りにもう一度振り返る。



つる道を帰る。

先程の親子連れが道端で食事中。



ドンドン下っていく。




福良さん寄進の丁石が並んでいる。



舗装路に飛び出る。

この道は地図にも載っていないが何処に通じているのだろうか?



墓標もある。



石仏が並んでいところを通過する。



石仏が台座の上に祀られている。



明和や天保の年号が刻まれている。

蜜柑休憩をしていると先程の家族がおりてきた。

この下の県道に車を駐めて往復しているらしい。

この道を家族連れが通るのは珍しい。



つる道の道標を過ぎると古い墓地に出る。



円城寺に着く。

この鐘楼は自動鐘突機で定時に機械的に鐘が撞かれる。

見かけは安土城みたいだ。



地神塔にはツワブキが満開。



フライトパークを目前に下っていく。



鹿背山が綺麗だ。



勝浦病院前の道路が綺麗に出来ていた。

よってね市に寄ろうと思ったが、マルシェで満車状態。

寄らずに帰る。

スーパー林道が今月末で閉まる。

それまでに高城山の霧氷を見に行きたいなあ。





総歩行距離 8.4km

累計標高差 ±586m

総行動時間 5時間26分


里山倶楽部四国

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