冬の里山 鶴林寺山 2024年01月13日  
里山倶楽部四国編 

- 鶴林寺山 -

今年はまだ鶴林寺にお参りしていない。

初詣には遅くなったが、今年の小正月は1月15日。

それまでは松の内なので、初詣しても許されるだろう。



よってね市に駐車して、何時ものチラシ寿司を購入して出発。

生名谷川沿いの桜はまだ蕾も出ていない。



今年もマガモの夫婦が出迎えてくれた。



もう水仙の咲く季節となったなあ。



遍路小屋に立ち寄る。



柿の実が見事に熟れている。

収穫する人が居なくなったのだろうか。

振り返ると中津峰山。



砂岩で造られた石垣の間を登っていく。

石垣の上は蜜柑畑だったのだろうけれど、現在では荒れ地となっている。



ススキを刈り取って丸めたり袋に入れたりしている。

何に使うのだろうか。



道端の遍路墓に手を合わせる。



泉屋さんが寄進した15丁の丁石と石仏。



車道の終点からセメントの石段を登っていく。



水呑太師に着く。



ベンチで、中津峰山の無人市で購入した蜜柑で喉を癒やす。

随分あった蜜柑ももう少なくなった。

帰りに、よってね市で仕入れておこう。



鶴峠への分岐を過ぎて半分セメントで補修された道を行く。



12丁までは新しい標石だが、十一丁からは南北朝時代の丁石。



この辺りが昔、海だったことを表す砂岩の大岩が転がっている。



車道に出る。

2月3日には節分の星祭りが有るようだ。

今年の干支の星と自分の干支の星を祀るらしい。

私の星は何なんだろうか?

調べると、六白金星だそうだが。??



歩きやすい道となり快調に登る。



那賀川の眺望が広がる休憩地点。



石畳の道となる。

大きなブレーキ音と怒声が聞こえた。

自転車で登ってきた若者と車が衝突しそうになったようだ。



車道をまた渡ると通夜堂跡。



遍路道脇の三体の石仏にお参り。



鶴林寺山門に着く。



静かな境内を行く。



太子堂や不動明王にお参り。



鶴林寺本堂にお参り。

本堂脇にカンアオイが群生している。



鶴林寺山、山頂着。

516m



日当たりの良いお社の前で昼食。



三重塔は何時見ても立派だ。



もう一度本堂にお参りして下山。



奥の院の慈眼寺へと向かう参道を下っていく。



石仏と町石。

ここでは、丁石ではなく町石と刻まれている。



一度車道に出てさらに下る。



倒れていた石仏が綺麗に並べられていた。



谷の向こうに高丸山や大川原高原が見えている。



石仏の並ぶ小屋の前のベンチで一休み。



休憩後円城寺の境内に向かう。

六地蔵と自動鐘突き機の鐘楼。



大正6年3月 南久宝寺町 桂文七さんの二百十円の勧業債券の寄進額

10円の勧業債券を21枚寄進したようだ。

桂文七さんは明治初期の落語家。

8代まで続いているが大正6年とすれば6代目か7代目だろう。



天正6年の勧業債券。



珍しい白い南天。

鶴林寺の道標。



中津峰山を見ながら駐車場へ帰る。

勝浦病院への道路が綺麗に完成していた。



勝浦高校前のせせらぎにむダイサギがジッと佇んでいた。

よってね市により、晩生蜜柑を箱ごと購入。

晩生ミカンは少し寝かしておいたほうが美味しくなる。

取り敢えず食べる袋入りの早生みかんも購入。

ついでに、晩御飯のおかずと日本酒のアテも購入。

今日は気持ちの良い天気の中、気になっていた鶴林寺さんにお参りすることが出来た。

今夜は、団地の理事会だ。

私の役員の任期も今年で終わりだが、代わりにやってくれそうな人はいるのかいないのか?

また2年やらないといけないのかなあ。

明日は、ボランティアで一宮城址の案内。

陰滝まで案内する予定なので、天気が良ければよいのだが。





総歩行距離 9.1km

累計標高差 ±552m

総行動時間 4時間41分




里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください