春の里山 鶴林寺山 2024年03月04日  22
里山倶楽部四国編 

- 鶴林寺山 河津桜 蜂須賀桜 -

先日、中津峰山のフライトパークから眺めると鶴林寺道の遍路小屋周辺の桜が満開だった。

毎年この時期に登るが河津桜の満開に出会っていない。

今日は天気も良いし絶好のチャンスかも知れない。



よってね市に寄ると月曜日なのに店が開いている。

熟成ミカンを箱で買うが、弁当屋さんは休みのようだ。

コンビニで弁当を仕入れて出発。

生名谷川の桜はまだ蕾もない。



東林院にお参りして進む。



大銀杏と消防団前の蜂須賀桜。



生名谷川では今日も一羽の鵜が餌を採っている。

マガモの夫婦も元気だ。



夫婦の子供かと思ったらコガモの夫婦が一緒に居た。



民家の間を登って中津峰山の眺望ポイント。



葉が出ている桜は山桜だろうか。



掘割の間を登っていく。

ものすごく古いでっかい切り株。



遍路小屋の河津桜が満開。



こんなに河津桜が多いとは知らなかった。



車道沿いに河津桜の並木が続く。



桜の向こうに平石山




石垣の道を登っていく。

間違う人が多いのか?

大きな看板がかかっている。



更に登ると蜂須賀桜が満開。



5~6年前にお会いしたお年寄りが、何年か前に植えたがまだ綺麗に咲かないと言っていた。

もう十分綺麗に咲くようになったが、植えた人達はご健在なんだろうか。



遍路墓と道標。



石仏とコショウノキの花。



最終農道から四国のみちの階段を登る。



水呑太師の前のベンチで一休み。

先程よってね市で購入したミカンをいただく。

流石、星谷の貯蔵ミカンは美味しい。



鶴峠の分岐をすぎると南北朝時代の道標が出てくる。



砂岩の巨石が転がっている。



車道を越して登っていく。



歩き遍路の男性が、思っていた以上にキツイ道だと言いながら追い越して行った。



那賀川眺望ポイント。



石畳の道となりまた車道を渡る。



通夜堂跡。



大きな磐座の下の三体の石仏にお参り。



山門に着く。

沈丁花の良い香りがする。



太師堂にお参り。

杖杉庵にもあった夫婦遍路人形



不動明王とビンズルさんにお参りして本堂へ。



今日は、御本尊初会式が有るので、地蔵菩薩の幟が立っている。



本堂では檀家の皆さんが集まって読経の最中。



階段を登って山頂へ。

宝珠が壊れているが、立派な宝篋印塔。

天保6年の年号が刻んである。



鶴林寺山頂上



鎮守堂 -(承応2年1653年建立。鶴峯(かくほう)大権現を祀る。)の石段で昼食。

ポカポカ陽気で温かい。



三重塔 - 文政6年(1823年)建立。五智如来(寶生・阿閦・大日・無量壽・不空成就)を祀る。



見事な彫刻が彫られている。



境内には沈丁花の甘い香りが漂っている。



何時ものように奥の院の慈眼寺からの参道を下る。



福良さんの寄進した道標が続く。



石仏



道が大きく掘れて木の根がすごい。

石仏が並んでいる参拝口に着く。



明和のお地蔵さん前でコーヒータイム。



帰りにまた遍路小屋の河津桜が見たいと言うので立派な農道を進む。



円城寺の鐘楼や新しい勝浦病院などが見える。



この地に用水を引いて、100年掛けて果樹園を創ったとの記念碑。

昭和38年の碑



これがその用水かな。



小高い丘に桜が満開。



斜面を這い上がる。



祠があって桜がたくさん植わっている。



満開の桜に東屋



四等三角点「久国」103m



真っ赤なカンヒザクラも満開



ここは以前、公園として整備されたようだ。



遍路小屋まで帰ってきた。



六地蔵の姿が見えなくなっていたが、雑木に埋もれていた。



帰り道で、ミモザが見事な家の娘さんから花を頂いた。



もうすぐ桜街道の桜も咲き始めるだろう。



福良氏の森城跡の碑。



川端にも蜂須賀桜が綺麗に咲いていた。

帰りにまた道の駅に寄って、自治会の集会場用にミカンを一箱購入。

今日は前から気になっていた遍路小屋の河津桜を存分に楽しむことが出来た。

ソメイヨシノが咲く頃にまた来たいと思っている。



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