秋の里山 剣山 2023年09月18日  
里山倶楽部四国編 

- 剣山 ウメバチソウ -

剣山にウメバチソウが咲く季節となった。

天気予報も昼過ぎまでは快晴。

朝5時前に起きて出発。



見ノ越の駐車場は県外車でほぼ満車。

一台出ていったのでその後に駐車。



劔神社に向かうとハガクレツリフネや赤いゲンノショウコが咲いていた。



ホタルブクロやレイジンソウも。



まずは劔神社にお参り。

宮司さんが若い人たちに祝詞の上げ方などをレクチャー中。



天気予報は晴れだったのに、三嶺は雨雲の中。



気温は17度。

登山口にはハガクレツリフネが可愛い花を咲かせている。

登り始めると霧雨が降ってきた。



ミツバテンナンショウに赤い実が出来ていた。



モミジガサやシコクブシも咲いている。



ハガクレツリフネが多いなあ。

普通のツリフネソウは花が葉の上に咲くがハガクレツリフネは葉の下に咲く。



トンネルを越すと、日の出期待で早朝から登った人たちがドンドン降りてくる。

雨で日の出は見えなかったそうだ。

ショートパンツなどの軽装の若い女性が数人駆け下りてきた。



1600mの標識でザックカバーをつける。

レインを着用するほどでもない。

何故か「宇和島」と書かれた手ぬぐいを頭上に掲げた団体も登ってきた。



ナナカマドの赤い実が霧雨に濡れて綺麗だ。



遊歩道分岐まで着くと剣山山頂はガスの中。



リンドウもまだ花を開ききっていない。



西島駅に着く。

大勢追い越して行った若い人たちの姿は見えない。

既に先に登っていったらしい。



少しガスが引いて塔の丸が綺麗に姿を表した。

三嶺方向も青空が見えだした。

もう少しすると晴れてくるかも。



リフト駅横の花壇にはシコクフウロが咲き残っていた。

リンドウはやはり花を開いていない。

晴れてくると一斉に花を開くことだろう。



シコクブシやテンニンソウが満開だ。



刀掛けの松に着く。



枝折り神社にお参り。

道迷いせずに山歩きができますように。



咲き残ったシコクフウロが可愛い。



階段道を登るとテンニンソウの中にシコクブシが咲いている。



剣山のシコクブシは特に色が濃い。



宿泊者がドンドン降りてくる。



本宮神社着。



まずは本宮神社にお参り。

巫女さんが出てきて晴れてきたと喜んでいた。



気温は17度。

霧雨がまた降り出して蒸し暑く感じる。



剣山山頂に向かう。



久しぶりの剣山山頂。



晴れてきたせいかリンドウが花を開き始めた。



しかし、ベンチで休憩している間にまた小雨が降り始めた。



次郎笈に向かって下り始めるとリンドウがきれいに花を開いている。



遊歩道分岐まで下りてくると雨がキツくなってきた。



レインを着ようとすると霧雨になったりと難しい。



足元にはアキノキリンソウやリンドウが可愛く花を開いている。

益々雨が降り出して笹道が滑る。

男性が二人追い越して行った。



アキノキリンソウやシコクフウロが咲く道をドンドン下る。

この道を登り返さないといけないと思うとうんざりする。



タカネオトギリも咲いている。



やっとウメバチソウの咲いている所に着いた。



可愛いなあ。



雄蕊が立ち始めている初々しい花に見入ってしまう。



暫くするとガスが引いて明るくなってきた。



ウメバチソウに囲まれながら昼食にする。

幸せだなあ。



十分に花を楽しんで引き返すと塔の丸も見えだした。



リンドウとシコクフウロ




三嶺や塔の丸も顔を出してきた。



アカバナと塔の丸の向こうに姿を表した矢筈山。



青空が出てきた。

名残惜しいがさあ帰ろう。



次郎岌を振り返る。



晴れてきたのでリンドウがしっかりと花を開いている。

今年はリンドウの花が多い。



トラバース道を西島に向かう。



ナナカマドの向こうに御塔石



色の濃いシコクブシが咲き誇っている。



ダケカンバは少し色付き始めている。

ぐみの実がたくさんできている。



リンドウの雄しべは最初一本だが、そのうちに分裂してくるようだ。



ツリバナはまだ蕾。

赤い実はフウリンウメモドキ??



劔神社に着くと気温は23度。

イチイの実は少ない。



三嶺が霞んでいる。



劔神社に安全に山歩きができたことのお礼を言って帰途につく。

晴れてくるのかと思ったら神山に入った所で土砂降りとなり雷もなり始めた。

この時期の天候は不安定だ。

高山に登る時は注意が必要だなあ。




里山倶楽部四国

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