冬の里山 剣山 2023年12月24日  
里山倶楽部四国編 

- 剣山 ホワイトクリスマス -

昨日、気延山から見た一ノ森、剣山の白く輝く姿が目に焼き付いている。

これは是非とも登らなくては。

幸い、天気予報も快晴。

木屋平から見ノ越を目指す。

川井峠の手前で少し凍っていたが、国道438号線は除雪されていて難なく見ノ越に到着。



駐車場でアイゼンを付けて出発。

意外と車は少ない。



まずは劔神社でお参り。



境内にも少し雪が積もっている。

気温はマイナス7度。



真っ青な空の下、三嶺が輝いている。

これは期待できそうだ。



登山道には適度な積雪があり、気温が低いので締まっていて歩きやすい。



積雪が多いと苦労する場所もスイスイ。



あっという間に標高1,600mの標識到着。

此処で何時も水摂取と衣服調整。



サクサクと登って遊歩道分岐。



丁度、剣山頂上の雲海荘の上から太陽が昇ってきた。

次郎笈が真っ白に輝いている。



西島駅手前のスロープから振り返る。



三嶺の右肩に、真っ白な二ノ森を従えた石鎚山。

そして梶ヶ森から寒風山、笹ヶ峰。

笹ヶ峰や寒風山も真っ白だ。



塔ノ丸とその奥に矢筈山



西島駅着。



西島駅からの眺め。



二ノ森、石鎚山、瓶ヶ森



寒風山、笹ヶ峰



刀掛けの松に向かうと積雪は腰の下くらいまであるが、昨日多くの人が歩いたのかしっかりと踏まれている。

眼下に高城山と穴吹川の流れ。

左は赤帽子山



高城山も白い。



登山路は深く掘れているが歩きやすい。



刀掛けの松手前から見た三嶺。

霧氷がよく付くカラマツには霧氷はなかった。



刀掛けの松着



枝折り神社は雪に埋もれていなかった。



刀掛けの松からの急坂も、よく踏まれていてアイゼンがよく効く。



真冬には、殆ど埋もれてしまう標識はまだ全く埋もれていない。



何度も美しい景色を見るために立ち止まってしまう。



激寒期には通行できないトラバースを行く。



霧氷ポイントも雪が積もっていて霧氷はない。

ヒュッテに向かって登っていく、

何時もモンスターとなるシコクシラベにも雪はない。



景色を見に振り返る。

高城山の左裾には眉山が見えている。



眉山をアップにしてみる。

吉野川や淡路島、沼島なども霞んでいるが見ることができる。

私達の団地は東龍王山に隠れている。



風紋が綺麗だ。



真っ青な空。



ヒュッテに着く。

ヒュッテ前には何時も雪の小山が出来ているのだが、今年はまだ無い。



気温が上がってきて2.6度もある。



眼下に見えているのは何処の街だろうか?



宝蔵石神社にご挨拶して頂上へ。



木道には雪は積もっていない。

海南の海が光っている。



西のテラスからの眺望。



剣山頂上着。



次郎笈が真っ白。

感激の大パノラマだ。

この景色を見ると苦労して登ってきたことが報われる。



皆さんは、岩の上に登って記念撮影するが、私達は岩の横。



三嶺のアップ。

三嶺の左肩には天狗塚と牛の背。



風がないところでお昼にしようと引き返すと、ヒュッテ横の階段を女性二人が登ってきた。

あれっ!ネットでよく見るその帽子はえっちゃんだ。

先日も剣山に登っていたのにまた来たんだね。

お連れの女性は、先日中津峰山でお会いしたYさんだった。

頂上に向かうお二人と分かれて東のテラスへ。



東のテラスから、次郎笈の横顔を見ながらお昼にしようと思ったが風が強い。



ヒュッテ前のベンチの雪を除けて昼食。

香川の街が見えているが何処だろうか。



食事が終わって帰ろうとするとえっちゃん達がやってきた。

お先に失礼して下山。



固くしまった雪道の下りは快適。

次々に登ってくる団体さんを交わしながら降りていく。

最高の景色に皆さんニコニコしている。



西島駅まで降りてきた。



素晴らしい眺望をまぶたに焼き付けて下山。



誰かが、剣山ありがとうと雪に書いてあった。

素晴らしい眺望に感激したのだろう。

気温はマイナス1度。



劔神社にお礼のお参りをして駐車場へ。

意外と車は少なかった。

雪道に手こずることもなしに帰宅。

今日はホワイトクリスマス。

最高のプレゼントを頂いた。

今日で今年99回の山歩き。

後一回で今年も100回の山歩きが達成できる。

登り納は何処の山にしようかな。



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