- 剣山 次郎笈 -
南高城のシロヤシオには早いし、オンツツジやミツバツツジは終わってしまった。
花はないと思うけど久しぶりに剣山に登ってみよう。
朝5時過ぎに出発して見ノ越へ。
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駐車場はほぼ満車状態。
遠く岩手から来た車もある。
なにわナンバーのバスも。
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劔神社にお参りして出発。
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三嶺が綺麗だ。
気温は、10度。
時間は8時ちょうど。
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登山道脇にはまだタチツボスミレが咲き誇っている。
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ブナの若葉が朝日に輝いている。
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ウワバミソウは蕾。
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色が濃いのはミツバテンナンショウだろうか。
ミミガタテンナンショウだろうか。
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フモトスミレがたくさん咲いている。
小さいスミレだけれど可愛い。
1600mの標識でウィンドブレーカーを脱いで水休憩。
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多くの若い人が追い抜いていく。
足が弱ってしまったのかなあ。
ワチガイソウも咲いている。
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シロバナネコノメソウも多いが、花の旬は終わっているようだ。
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ナナカマドは葉が出始めたばかり。
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コミヤマカタバミは花が十分に開いていない。
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真っ青な空で、三嶺や剣山山頂がくっきりと見える。
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8時50分、西島駅到着。
多くの人に追い抜かれた割には、いつも通りの時間。
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西島からの風景。
次郎笈と三嶺。
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塔の丸と津志嶽
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赤く芽吹いている木は?
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振り返ると矢筈山と三嶺
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刀掛けの松まで、一気に登るのは辛くなってきた。
途中で写真撮影休憩。
丸笹山から赤帽子山
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オオカメノキが満開。
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ネコノメソウやイブキトラノオも咲いている。
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今日は若い人が多く、次々と抜かれる。
刀掛け手前の三嶺ビューポイント。
霧氷の時期には真っ白なカラマツの向こうに三嶺が見える。
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刀掛けの松に着く。
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もう少しするとシコクブシが群生する坂を登りきると、高城山が見える。
テンニンソウの群生地はシコクブシに占領されていた。
樹林帯を抜けると、大雪の時には先ッポまで埋まる標識。
凍結していると夏道のトラバースは危ないので、此処から笹原を直登して鉄階段から頂上に向かう。
腰まで埋まりながら雪を掻き分けて登ったのが懐かしい。
笹に積もった雪を踏み抜いて脱出するのに足掻いたこともあったなあ。
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夏道トラバースの霧氷ポイントを過ぎて振り返ると、穴吹川の流れと高城山と赤帽子山に囲まれた木屋平。
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最後の階段道もキツくて家内に置いてきぼりされた。
年配の男性にもスット追い抜かれた。
体力不足を感じる。
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本宮神社到着。
西島から40分掛かっている。
お賽銭を奮発して、登山の安全をお願いする。
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気温は16度と暖かい。
ヒュッテ内には新居さんは居られなかった。
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100円を入れてエコトイレをお借りして頂上へ。
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剣山頂上から三嶺を眺める。
素晴らしい景観。
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剣山頂上着。
凄い強風で、帽子が飛ばされそうだ。
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帽子を飛ばされないように押さえながら次郎笈に向かう。
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これから向かう次郎笈と、長い縦走路の先に三嶺そして谷を挟んで塔丸。
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剣山から下り始めると凄い爆風。
帽子が飛ばされると拾いには行けないので抑えながら下る。
体も風で揺れて足場が危うい。
しかし、若い人達は飛ぶように追い越していく。
気温は高いのに風が強くて体が冷える。
ジャケットを羽織ってやっと西島分岐へ。
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次郎笈峠で一休み。
お腹が空いたので羊羹でエネルギー補充。
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後はひたすら登って行く。
もう既に多くの人が降りてきて、急坂上で道を譲ろうと待っていてくれる。
これは休みながら登ろうとしている身にはキツイ。
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岩場を登りきったピークで一休み。
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前ピークからの眺め。
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登ってくる人達の列を眺めていると、子供が三人駆け上がってきた。
息も切らさずそのまま頂上に向かって走って行った。
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頂上への道を踏ん張って登り切ると次郎笈頂上着。
家内が待ちくたびれていた。
時計を見ると剣山から1時間10分も掛かっている。
先程の子供たちは、まだ遅れて登って来ているらしい母親を呼んでいる。
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頂上で記念撮影。
チョットきつかったけれど今年も登ることが出来た。
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岩場まで下って、昼食。
大きな音がして見慣れないヘリが飛んできた。
何かを探しているように丸笹山から西島そして御塔石のあたりまで飛び回っている。
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やがて、御塔石の下の石灰岩の崩壊地でホバリングし始めた。
ヘリは、香川の防災ヘリOlive-Ⅱらしい。
徳島の防災ヘリが運休中の相互協力で飛んできたらしい。
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暫くすると遭難者らしい人を吊り上げて飛び去っていった。
徳島空港からと高松空港からだと約52kmと同じくらいの距離のようだ。
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ヘリも飛んで行ったのでユックリとコーヒータイム。
一ノ森の右奥に高城山のドームとその右肩に雲早山山頂がチョッピリ覗いている。
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先程の子供たちもやってきた。
家族で登ってきたようだ。
遅れてて子供から呼ばれていた母親は、子供を背負ってきたらしい。
かなり大きな子供なのにとお聞きすると、リュック型の背負子で背負ってきたそうだ。
それにしても凄い一家だなあ。
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随分とゆっくりしたので下山しよう。
もう一度三嶺への縦走路。
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剣山からは、大勢がこちらに向かってきている。
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頂上にはイケメンの外国人も一人で登ってきていた。
さあ帰ろう。
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急な岩場を慎重に下る。
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次々と若い人達が登ってきた。
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降りきって振り返ると急坂をアリの行列のように登っている。
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また坂を登り返して西島分岐へ。
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ダケカンバやモミジの若葉が芽吹いてきている。
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二度見展望所で一休みして下山を急ぐ。
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セントウソウやオオカメノキ
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これはミミガタテンナンショウのようにも見える。
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御塔石から西島へと向かうトラバースは、所々石灰岩の崩れた跡地があり滑る。
この辺で滑落したのかなあ。
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西島駅に帰ってきた。
此処でもコヒー休憩。
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野営地にはテントが三張。
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コミヤマカタバミが花を開いていた。
クラブツーリズムなどの団体が次々と登ってくる。
今日はヒュッテ泊まりかな。
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やっとトンネル着。
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駐車場はまだ満車。
ツリバナには小さい小さい蕾。
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ニリンソウが咲き始めている。
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ミツバテンナンショウとタチツボスミレ。
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劔神社に着いた。
気温は17度。
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境内のシャクナゲを楽しんでから駐車場へ。
今日は少し疲れたけれど、素晴らしい眺望を楽しむことが出来た。
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総歩行距離 8.2km
累計標高差 ±882m
総行動時間 6時間41分
里山倶楽部四国
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