- 剣山 次郎笈紅葉 -
毎年、剣山と裏次郎の紅葉を楽しみにしてきた。
ところが今年は、天気不良と団地の仕事などで出かけることが出来なかった。
国勢調査の取り纏めがやっと目処がついたので剣山に向かうことにした。
例年より一週間遅れているが、紅葉は残っていてくれるだろうか。
 
見ノ越の駐車場は、平日だというのに県外車で満車に近い。
 
一月くらい前から改装中だった蕎麦屋さんが醸造所に改装されていた。

新居さん所の醸造所が来春スタートするらしい。
うまくいくといいのだけれど。
 
剣神社でお参り。
丁度、宮司さんが朝のお勤めで太鼓を叩きながら祝詞をあげられていた。
 
気温は2度。
三嶺がくっきりと端正な姿を見せている。
 
赤い実が沢山なっているが?
 
トンネルを越えて登っていく。
 
1600mの標識で衣服調整でジャケットを脱ぐ。
紅葉はまだ始まったばかり。
 
遊歩道分岐から頂上を見上げる。
去年は錦色に染まっていた頂上直下に紅葉は終わっているようだ。
ナナカマドは葉を落として赤い実が目立つ。

次郎笈が美しいが、やはり彩りはない。
 
道端には霜柱がビッシリ。

三嶺の右奥に石槌山や東赤石等の山々がくっきりと見えている。
 
矢筈山と丸笹山
 
西島駅に着く。

三嶺と塔の丸

丸笹山
 
リフトの両側は綺麗に紅葉している。
 
刀掛けの松に向かって登り始める。
高城山が正面に見える所ではテンニンソウの枯れた茎にシモバシラ(氷華)がビッシリと出来ている。
 
こんなに沢山できているのは初めて見る。

霧氷が着くと綺麗なカラマツの向こうに三嶺。
 
刀掛けの松。
 
テンニンソウの氷華とシモバシラがビッシリ。
 
なんと新居さんが降りてきた。
最近お会いできていなかったので、家内は感激して握手をしている。
もう米寿になられたそうだ。
お元気そうなので嬉しい。
 
木屋平を流れる穴吹川。

本宮神社にお参り。
 
気温は5度くらい。

丸笹山の向こうに大山が見えている。
雪が降るともっとクッキリと見えるのだけれど。
 
頂上に向かう。
 
剣山頂上。
素晴らしい眺望を楽しむ。
 
早速次郎笈に向かう。
 
リンドウがまだ咲き残っていた。
 
次郎笈はやはり美しいなあ。
 
一週間も早ければ、真っ赤な紅葉を楽しむことが出来たのになあ。
 
此処にもリンドウが綺麗に咲いている。
もうとっくに花が終わっていると思っていたので嬉しい。
 
次郎笈峠で一息入れてから岩場を登っていく。
 
岩場を登りきって後ろの剣山を振り返る。
 
手前のピークから三嶺と剣山と丸笹山

高知の海がくっきりと見えている。

次郎笈頂上着。
 
剣山と遠くに高城山。
 
素晴らしい眺望を楽しみながら昼食。
次々と登山者が登ってきたので、下山開始。

此処から見ると三嶺と天狗塚の真ん中奥に石鎚山が見えることを発見。
 
ドンドン下ってまた登り西島分岐から銀色に輝き出した次郎笈を眺める。
 
二度見展望所から次郎笈。
 
すっかり葉を落としたナナカマドの向こうに御塔石
標高が下がってくるとモミジの紅葉が美しい。
 
ピンクのマユミの実。
そう言えば、三嶺の「たぬきのかんざし」に随分とあっていないなあ。
 
石灰岩のザレ場を越えていく。
 
此処にも氷華がたくさんできている。
 
モミジが美しい。
 
この辺に来るとナナカマドの紅葉が残っている。
 
素晴らしい紅葉を楽しみながら下っていく。
 
西島からは遊歩道を下る。
 
遊歩道は錦色に染まっている。
 
色とりどりのモミジ。
 
ブナの黄葉
 
真っ赤なモミジ
 
標高が下がるとブナの黄葉が素晴らしい。

素晴らしいブナの黄葉
 
ブナとモミジ
 
トンネルを過ぎて下ると奇妙なキノコがブナの倒木に生えていた。
 
劔神社に到着。
気温は13度。
 
駐車場はまだ満車状態。
帰りに大桜温泉に寄って疲れた筋肉をほぐす。
今日は、頂上付近の紅葉には遅かったが、中腹のブナやモミジの素晴らしい紅葉に出会うことが出来た。
これから、高城山や砥石権現そして眉山や気延山などの紅葉を次々と楽しむことができるだろう。
楽しみだ。
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