冬の里山 雲早山 2024年02月08日  22
里山倶楽部四国編 

- 雲早山 霧氷 -

前日寝る前の天気予報では山間部では早朝に雪が降るらしい。

雲早山に行けば雪景色や霧氷が見えるかもしれない。

所が朝起きると、曇りのち晴れの予報で雪の予報はなくなっている。

それでも霧氷は有るかもしれないと出発。



所が、神山に入ると小雨が降ってきた。

土須峠に向かうと雨が雪に変わって降り出した。

雲早トンネルの手前に駐車して暫し考える。

天気予報の昼から晴れるという予報を信じて出発。



ダウンジャケットの上にポンチョを被って出発。

このポンチョはリュックも濡れないし、カメラやスマホもリュックに付けたままで濡れない。



崩壊した所はまだそのまま放置されている。

この様子だと春になっても通行止めは解除されないだろう。



登山口で軽アイゼンを付ける。



桂の広場まで登ってくると雪が止んできた。



ポンチョを脱いで出発。

少し登るとすごい霧氷。



こんな下まで霧氷に覆われているのは初めてだ。



だんだん明るくなってきた。

これは青空も期待できるかも。



登るに連れて霧氷が大きく成長している。



苔の石庭も山水画の世界



霧氷で重くなった枝が垂れ下がり、潜って行くと首筋に霧氷の欠片が落ちてくる。



雪の華が枝いっぱいに付いていて頭から降りかかる。



這うようにして霧氷の枝を潜って行くとパラボラ分岐に着いた。



一瞬、日差しが差してきて霧氷が赤く輝いた。

家内が感激して私を呼ぶが、丁度ダウンの上にレインジャケットを着ようとしていて出遅れた。

カメラを取り出したらもう遅かった。

残念。

まあ、そのうちにまた晴れてくるだろう。



所がますますガスが濃くなってくる。



何時も見慣れている霧氷とは段違いに太く育った霧氷が垂れ下がっている。



ブナの大木も霧氷がすごい。

青空が欲しいなあ。



垂れ下がった霧氷の枝をかき分けるように進む。



曇り空では余り綺麗ではないが、これほど立派だと感激する。



霧氷がリュックの上に積もっている。



晴れては来ないが取り敢えず山頂を目指す。



シャクナゲ尾根への分岐の標識が出来ていた。



頂上直下の樹木がモンスターになっていた。



何時もの登山道は霧氷の枝が垂れてきて通りにくい。

右に回り込んで登る。



祠も凍てついている。



霧氷はすごいが、高城山などの周りは全く見えない。



晴れてこないかと暫く待つが、寒くなってきた。

もうお昼に近いというのに天気予報はどうなっているんだと愚痴が出る。



霧氷のトンネルをくぐって下山。



それにしても見事だなあ。



何時もの岩の陰で昼食。

食べ終わって温かいコーヒーを何杯も飲んでも日は差してこない。

とうとう魔法瓶のコーヒーを飲み干してしまった。



諦めて帰ることにする。



以前は、帰る途中で日が差してきて、大急ぎで山頂まで引き返したことが有る。

今日も期待したが、桂の広場まで降りてきても晴れてこない。



登山口まで帰ってきた。

スバルのキーが置いてあった。

落とした人はスペアがあったのか引き返してこなかったようだ。



林道を引き返すと、鹿舞ダキ山、砥石権現、西砥石権現と並んで見える。

鹿舞ダキ山は霧氷で真っ白だが砥石権現には付いていない。

不思議だなあ。

結局、晴れ間は出なかったが素晴らしい霧氷を堪能することが出来た。

例年なら3月頃にも霧氷が着く日があるのだが?





途中までログをとり忘れていた為、総歩行距離がわかりません。

多分8kmぐらい。

累計標高差 ±833m

総行動時間 6時間10分





里山倶楽部四国

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