夏の里山 中津峰山 2023年06月19日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 -

梅雨の合間の貴重な晴れの日。

樫戸丸のオオヤマレンゲが咲く時期だ。

しかし、スーパー林道が通行止めでアプローチしにくい。

今日も近くの中津峰山に行くことにする。



園瀬川河畔にはネムノキが咲き誇っている。



金谷の駐車場からの道は暑いと思い如意輪寺からのショートコースにする。



何時ものように鐘楼で鐘を一突き。

澄んだ音が早朝の境内に響き渡る。



大木に黄色い花が咲いている。



ほのかに甘い香りが漂っている。

これがかの有名な菩提樹の花だろうか。



まずは観音様にお参り。



護摩堂はまだ閉まっている。



本堂も閉まっているので階段からお参り。



何時もは電気が点いている大師堂もまだお休み中。



イチヤクソウは、ほとんど花が終わっている。



四国のみちの疑似木階段を登ると汗が吹き出してくる。

いつものベンチで一息入れる。



いやしの道分岐では冷たい風が吹いていて気持ちが良い。

気温は20度。

チャボホトトギスの葉が沢山出ている。



ツルリンドウもツルが伸びてきた。

トンボソウはまだ花が咲いていない。



アサマリンドウも生えてきている。

ヤマジノホトトギスも。



気温が上がってきたが、涼しい風が吹いて気持ちが良い身。



天津神社にまずはお参り。



中津峰山山頂着。

一番乗りは気持ちが良い。



石垣には真紅のヤマツツジが咲いている。



フライトパークに向かうとネジキの花が満開。



まだ咲き始めのヤマツツジも多い。



ミズキの花が咲き始めている。



?の実とリョウブの蕾



サルナシの小さな実。

足元に黒蛇がいて驚かされる。



山の神様にご挨拶してフライトパークへ。



アサギマダラがフラフラと飛んできて眼の前の枝に留まった。

近づいてもじっとしている。

羽化したばかりなんだろうか。



ピークの広場では草刈りの最中。

フライトパークは年に二回ほど勝浦町が草刈りをしている。

暑いのにご苦労さまです。



気温が高いせいか霞んでいる。



草刈りのジュマをしてはいけないので早々に引き返す。



栗の木の花が満開で独特の匂いが漂っている。



ビックリグミが見事に熟れている。



十数本の木にビッシリと実がついている。

少し食べてみるとジューシーで甘酸っぱい。

子供の頃の味が蘇ってきた。



地面に土が盛り上がっていて小さな穴が開いている。

ミミズではないようだ。

アリの巣のようにも思えるが異常に多い。

土を除けてみるとハムシのようなのが出てきた。

周りを見るとこの虫が飛び回っている。

アナバチだろうか!?




頂上に帰ってきた。

まだ誰も登ってきていない。



ほんのりピンクのネジキの花。

ほとんどのネジキは純白の花を咲かすのだけれど。



アオダモのピンクの翼果が出来ている。

まるでピンクの花が咲いたようだ。



ノリウツギが咲き始めている。

これから夏の間、真っ白な花をたくさん咲かせることだろう。



エダシャクが絡まって繁殖活動をしている。



今頃タツナミソウが咲き始めている。



シロモジとナツハゼの実。



ベニドウダンはもう実になっていた。



一面に咲き誇るクチナシはまだ蕾もない。

今年は遅いのかな。



サラサドウダンはまだ咲き残っている。



少しばかりアサヒナカワトンボが飛んでいる。

胴体が白く成熟色になっているのもいる。



ツリバナに実が出来始めている。

イワタバコはまだ蕾もない。



ミゾホウズキが咲き始めていた。



ミズキの花が満開。



シロダモの実が大きくなってきた。

サワギクもきれいに咲いている。



キジョランの葉にアサギマダラの蛹の抜け殻が残っていた。

もう羽化したアサギマダラは北の国まで旅立っただろうか。



シキビに有毒の実が出来ている。

田植えが終わっていた。



テイカカズラの花とキウイの小さな実。



気温は高かったが涼しい風が吹いて気持ちよく歩くことが出来た。

もうすぐ夏至だ。

今年はアルプスに行くことが出来るだろうか。





総歩行距離 9.1km

累計標高差 ±681m

総行動時間 5時間21分




里山倶楽部四国

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