夏の里山 中津峰山 2023年08月21日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 -

明日からは天気が崩れる予報。

少し歩いておこうと中津峰山に出かける。



朝早くから茹だるような暑さ。

ヤブランが咲き始めている。



生木観音の彫られている杉は随分と立派になった。



生木観音様はキノコが生えてお顔が見えなくなっている。






護摩堂が開いて明かりが点いていた。

5色不動尊にお参り



本堂にも明かりが点いている。



朴の木に赤い実が出来ていた。



三十八社にもお参り。



お太師さんにご挨拶して山道に入る。



イチヤクソウは相変わらず。

ミヤマウズラが咲き始めている。



ヒナノシャクジョウ

初めて見る花かな?



疑似木の階段を汗を拭き拭き登る。

やっといつものベンチについて一休憩。

なんともう気温は28.7度。

おまけに湿度は73%もある。



ツルリンドウはまだ蕾。

大川原高原ではもう咲いていたが、秋の花は標高の高いところから咲き始める。

中津峰は大川原より一週間以上遅れて咲く。

ウロウロ山際を探しながら歩くとマムシを踏みそうになった。

マムシもビックリしたのか私を睨みつけている。

クワバラクワバラ。



いやしの道と交わり稜線に出る。

何時もなら涼しい風が吹いているのだが、今日は無風。

気温も25度もある。

またベンチで一休み。

毎日登っている男性が追いついてきた。

今日は暑いので下からは登れなかったと言っていた。



クロモジの実が大きくなってきた。



天津神社着。



ミヤマウズラが咲いている。

先程の男性がもう降りて行った。



中津峰山頂上着。

少し晴れてきたようだ。



東屋では二人の女性が休憩中。

五滝から登ろうとしたが水が多く諦めて、いやしの道から登ってこられたそうだ。

五滝からの道はもう通行出来るようになっているのだろうか。



ヒメヤブランが可愛い。

ノリウツギは色が変わってきている。



サルナシは随分と大きくなった。

山の神様にお参り。



赤い実を付けているのはカナクギノキだろうか。



パラグライダー基地に向かう。



高丸山はガスの中。

勝浦の町も霞んでいる。



ツマグロヒョウモンの雌と雄。



ズングリムックリで目が黒いのはオオシオカラトンボ。

中津峰山では普通のシオカラトンボより多い。



ネジバナが咲き残っていた。

梢で大きな声でさえずっていた鳥。



引き返すとアンテナ塔で四国電力の人が何かの準備中。

気になっていたので、この電波塔はなんですかとお聞きする。

「AUのアンテナですよ」と言う。

えっ!AUの電波塔がこんな所に?

電波状況を確かめると確かにAUのバンド18が非常に強力に入ってきている。

でも林道を歩いているときはAUは弱くて殆ど入らないのだけれど。



頂上には誰も居なかった。

こんな暑い日には歩く人はあまり居ないようだ。

展望台に向かうと色白のシコクママコナが咲き始めていた。



展望台で少し早い昼食にして下山開始。

まだクチナシの花が咲いている。



カエデドコロかな



林道を歩くとますます暑くなってきた。

気温が29.2度、湿度が82%というのは体に応える。

せっかく山に登ったのに涼しくはない。



気になっていた青い実が沢山付いている樹は、どうもヤブニッケイのようだ。



城山などに多いヤブニッケイとは少し樹皮が違うような気もするが。



ボタンヅルが満開。



ツリバナの実とヒオウギ



イワタバコが一面に咲いている。



上の駐車場にも車は停まっていなかった。

昼前に家に帰って何時ものように熱いシャワーと冷たいビール。

また一時間ほど寝落ちしてしまった。

真夏の山歩きは体に応えるなあ。

早く秋にならないかな。



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