- 大川原高原 ―
春の花を楽しみに大川原高原へ。
所が、天気が良いはずなのに黒い雲が立ち込めている。
しかも風が強くて風車が悲鳴をあげるように回っている。
ウインドブレーカーを着て出発。
カラマツの若葉が綺麗だ。
アケビの花が咲きはじめている。
オオバヤシャブシの花穂が沢山落ちている。
車道沿いにアカバナスミレ(エイザンスミレかも)が咲いているが寒さの為か萎んでいる。
シハイスミレはシャキッと咲いている。
遊歩道に入るとドウダンツツジが咲きはじめている。
満開のドウダンツツジもある。
雲が益々厚くなり風も強くなった。
寒いのか、家内はジャケットを二枚重ねにしている。
メギの赤い蕾がもうすぐ弾けそう。
トクシマコバイモはもう可愛い実になっていた。
展望台まで来るとアカバナスミレが元気に咲いている。
アワノミツバツツジはまだ固い蕾。
なかなか晴れてこない。
ツツジのトンネルにはミヤマハコベやニョイスミレの小さな花が咲いている。
鮮やかなミツバツツジ。
寒いと思ったら7度しか無い。
シコクブシが随分と増えてきたなあ。
ニリンソウが咲き始めているが、寒いのか花を閉じている。
旭ヶ丸山頂。
ヤマボウシはまだ芽吹いていない。
カタクリはまだ葉ばかり。
カマツカに若葉が出てきている。
東尾根に来ると、また冷えてきた。
フキヤミツバが沢山咲き始めている。
雲早山方向も雲の中。
シロモジやカナクギノキも咲き始めている。
雨に濡れたアセビの古木は趣がある。
咲き残ったヤマザクラとシロモジの花。
ヤマナシの花が満開だ。
不動峠に着く。
エイザンスミレとシハイスミレ。
ニリンソウの群生地には蕾がたくさんできている。
鉄塔広場から高鉾山本峰へ。
この古道は傾斜が緩やかで歩きやすい。
エイザンスミレが群生している。
アカバナスミレよりも色が華やかで大柄。
葉も広い。
高鉾山本峰頂上。
ヤマナシに花がビッシリと咲いている。
毎年このヤマナシの花に出会えると嬉しくなる。
もう直ぐアケボノツツジなどが咲き誇る季節がやってくるからだ。
直登路上のミツバツツジのショッキングピンクが曇り空にも負けず鮮やかだ。
ヤッホーさん手作りのベンチでコーヒー休憩。
足元にはカタクリが咲きはじめている。
日が差せば開くかも。
出発しようとするとヤッホーさんが直登路から登ってきた。
今日は濡れているので滑るだろうに健脚だなあ。
一緒に花散策に出かける。
淡いピンクだが花柱を見るとタチツボスミレのようだ。
ジロボウエンゴサクとイワザクラ。
今年も元気に咲いていてくれて嬉しい。
お別れして高鉾山へ。
ナガバノスミレサイシンが今年は多い。
ほんのりピンクの花も。
トリガタハンショウヅルも咲きはじめている。
高鉾山のベンチで昼食。
エゴノキの古木にも若葉が出てきている。
頂上広場にもナガバノスミレサイシンの花。
少し明るくなってきた。
ヤマザクラが沢山咲き残っていて綺麗だ。
この花はシロモジかアブラチャンか?
食後、家内がシャクナゲの大木に花が咲いているかもしれないと言う。
また高鉾山本峰に引き返す。
斜面に白いスミレが群生している。
シロバナタチツボスミレだろうか。
10年ほど前にこの辺りに群生しているのを見たことがある。
しかしその後、毎年探すが見つけることが出来なかった。
一杯咲いているのに驚く。
距まで完全に真っ白で美しい。
葉の付き方も変わっているなあ。
シャクナゲの大木はまだ固い蕾。
また広場を登り返す。
日が差してエイザンスミレがますます可愛い。
高鉾山本峰頂上に来るとカタクリの花が少し開きかけている。
直登路から若い男性が登ってきて、カタクリの群生地は何処ですか?と聞いてくる。
カタクリが群生するには、ちょっと早すぎたようですよ。
半開きのカタクリを教えると、期待外れか落胆していた。
男性と分かれて尾根を探し回るが、やはり綺麗に咲いているカタクリの花はなかった。
車道を引き返すと、色の濃いアカバナスミレが咲き誇っていた。
ミツバツチグリとヤマルリソウ。
普通のタチツボスミレも長い間咲いて楽しませてくれる。
キランソウも背丈が大きくなった。
アセビの大木はまだ花の盛り。
ユキモチソウがモコモコと出てきている。
まだ元気なキブシの花。
ふと上を見上げるとイワザクラの花が。
こんな所にも咲くんだ。
増えれば良いのだが。
ヤマザクラがまだ綺麗だ。
古いプレハブ作業小屋が設置されていた。
駐車場には車が増えていた。
ネイチャーセンター前のミスミソウはまだ花芽が出ていない。
車道沿いにはフデリンドウが咲き始めていた。
咲くと見事だなあと思う蕾とトリガタハンショウヅル。
今日は、雲が多く寒い一日だったが沢山の山野草を楽しむことが出来た。
本格的な春はもうすぐだ。
里山倶楽部四国
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