春の里山 大川原高原 2023年05月05日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 ―

曇り空だが雨はふらない予報。

オンツツジが咲いているかなと大川原高原に出かける。



カラマツの若葉が綺麗だ。

藤の花はまだつぼみ



アケビの花は赤く色が変わってきている。



まだ綺麗な花もある。



少し色の淡いオンツツジ?が咲いている。

オンツツジはピンクや紫がかった花など変異が多い。

シベが10本なので普通のミツバツツジの5本とは異なる。

コバノミツバツツジは10本なのでややこしい。



普通の朱色のオンツツジも咲きだしている。

やはり雄しべは10本。



ホウチャクソウとウリハダカエデの花。



紫がかったツツジはアワノミツバツツジ??

可愛いユキモチソウがまた顔を出している。



もう牛が放牧されている。



遊歩道のドウダンツツジはほとんど花を落としている。

道端にはホウチャクソウ。



やはりアワノミツバツツジのようだ。

ミツバツツジと異なって雄しべが10本ある。



メギの花が綺麗に開いた。

秋には真っ赤な実をつけることだろう。



展望台に着く。

アカバナスミレは姿を消している。



色鮮やかなアワノミツバツツジが満開。



展望台からの眺望。

今にも雨が振りそうだ。



眼下に見えるアワノミツバツツジはもう盛りが過ぎているかな?



王ケ原神宮として祀られている石仏。



左はお地蔵さんで、右は役行者のようだ。



ニョイスミレとムラサキサギゴケ



アワノミツバツツジのトンネルを行く。

今年は花数が少ないようだ。

オンツツジはまだ咲いていない。



ハコベとニリンソウ



旭ヶ丸山頂。



ヤマボウシはまだ蕾



カタクリの花はもう終わりかな。



西尾根の曲がり角に新しい看板ができていた。

カマツカに沢山の蕾。



真っ赤な葉は何だろうか。



フキヤミツバももう終わり。



ウリハダカエデの花とマダツボミのコバノガマズミ



サルトリイバラの花が咲き始めている。

天ヶ津峰等の里山とは一ヶ月以上遅いようだ。



すごい目一杯に広がるサルトリイバラの花。




カナクギノキの花はもう終わり。

今年は花が多かった。

秋に真っ赤な実がなるのが楽しみ。



ツリバナも多くの蕾を付けている。



カマツカの葉に似ているが?



ヤマナシの花も殆ど散ってしまった。



不動明王やお紋の墓にお参り。



苔が生えて見えにくくなっていたお紋の墓。

良く見えるようになったがなんと書いてあるかわからない。

右には「おもんの」と書いてある様に見えるのだが??



真ん中の字は「じ」ではないだろうか。

とすれば「〇〇じんじゃ」なのか?

とすれば左右合わせて「おもんのじんじゃ」なのかなあ。



今日も直登路を行くことにする。

ニリンソウが沢山咲いているが花が縮かんでいる。



花が開いていればよいのだけれど。

曇り空のせいかなあ。



急登だが多くの人が歩くようになって歩きやすくなっている。

以前のようにズルズルと滑ることはなくなった。

ミツバテンナンショウの葉がたくさん出ている。



こんなところにツクバネウツギが咲いている。



ニリンソウとヤマルリソウ



バイケイソウが随分と大きくなった。

もう直ぐ花が咲くくかな。

最後の急登を踏ん張って登る。



アワノミツバツツジは花を落としている木も多い。



まだまだきれいな花も。



大きなユキモチソウ

ここでもヤマナシは殆ど散っている。



ベンチで一休み。

10キロ箱で購入していた星谷の熟成みかんももう食べ納めになった・



カンアオイにまだ花が咲いている。

カタクリの花は殆ど散ってしまった。



次々と新しい標識が出来ている。



稜線の大きな木はツゲの木。

先日100名山で詳しく説明していた。



この木が櫛になるんだなあ。

先日の朝ドラでツゲの櫛を竹雄が綾に渡そうとするが渡せない場面があった。

男性が女性につげ櫛を渡すのは求婚の意味がある。

このもどかしさが朝ドラの魅力でもあるのだが。



かつてのミツバツツジの群生地に林立する植林保護用の網。



殆どが枯れて倒れているのも多いが、緑の葉をつけてるのもある。

どのくらいの木が残るのだろうか。



高丸山はくっきりと見えている。



ニガイチゴに実ができ始めている。

こんな所にメギの花が咲いている。



ツツジの広場に降りていくと、まだ見事に咲いているアワノミツバツツジがあった。



殆どのアワノミツバツツジは花が落ちて葉が展開している。

シロモジも花が散って河童の手のような葉が展開している。



ウマノスズクサはまだ葉が出たばかり。



オンツツジの群生地ではちょうど咲き始めている。



シャクナゲの大きな株はちょうど満開。



こんなに素晴らしいシャクナゲは他にはあまり見ない。

県の指定木にしても良いくらいだ。



360度グルリと満開の花を見上げる。



ミツバツツジの向こうにシャクナゲ。



素晴らしいなあ。



丁度、雲間から指した光が神々しく輝く。

シャクナゲは元々神に捧げる木で、神々しい木と言われている。



シャクナゲの見える切り株でコーヒーブレイク。

コンビニのアンパンでも美味しい。



高鉾山に向かうとオンツツジが咲き始めている。

真紅のオンツツジもまた素晴らしい。



高鉾山山頂着。



山頂には大きなオンツツジの木が多いがまだ小さな蕾。

もうしばらくすると真っ赤に咲き誇ることだろう。



林道を帰ると今頃ヒメハギが咲いている。

キケマンやハコベの花。



四国のみちの標識から下に降りるとニリンソウがちょうど見頃。



ハコベやミツバツチグリの花も。




ヒナワチガイソウとシロバナショウジョウバカマの花の後。



また朝日が丸の稜線まで登って遊歩道を下る。

この石組みは炭焼の跡だろうか。



二人揃ってニリンソウ。



ヤマシャクヤクが丁度満開。



奥には沢山のヤマシャクヤク。

ご夫婦がヤマシャクヤクを見に降りてこられた。



保護網の中にはイワザクラも咲いていた。



まだエビネが咲き残っていた。



男性にお声掛けいただいて、ハナイカダの花が咲いていると教えていただいた。



ハナイカダの蕾は何回も見たことがあるが花が咲いているのは初めて見る。







タニギヨウの花が咲いているので沢筋に降りてみる。



足元にでっかいシマヘビがいてびっくり。



帰りの車道沿いに沢山のキンランが咲いていた。



もう二三日すると満開になるかな。


大川原高原は思いもかけないところにきれいな花が咲くので楽しい。





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