－ 大川原高原 センブリ －
秋の空が広がっている。
こんな日はのんびりと秋の花を探しながら歩いてみたい。
補欠選挙の投票で遅くなったが、大川原高原に向かう。
そういえば今日は佐那河内の村長選挙もあるなあ。
抜けるような青空が広がる。
こんな良い天気なのに、車は一台も停まっていない。
紅葉が綺麗な剣山などに出かけているのだろうか。
 
ノコンギクが咲き誇っているが、盛りはもう過ぎたようだ。
ノリウツギがまだ咲いている。
 
リュウノウギクが一斉に咲き始めている。
先日まで花が咲かなくて今年は駄目かなと思っていた。
大好きな花なので嬉しい。
 
アサマリンドウはもう花の盛りが過ぎたのか花を開いていない。
コウヤボウキが咲き始めている。
 
シロモジとドウダンツツジ。
 
黒い実はタンナサワフタギ。
赤い実はナナカマド。
 
ドウダンツツジが真っ赤だ。
若い男性三人組が追い越して行った。
 
一輪だけ咲いていたリンドウの花。
メギの実は真っ赤に熟れた。
 
国府と佐那河内
 
気温は昨日と打って変わって13.8度もある。
天岩戸別神社の石柱。
 
展望台からの展望も素晴らしい。
誰が磨いてくれたのか?
「倭総鎮守 王ヶ原神宮」の標石が綺麗になっている。
大川原高原はこんな山の上に川原があるわけではない。
王が原が大川原に転じたとも言われている。
昔は、倭の国を治めた王様が佐那河内にいて此処は王が原と呼ばれたとの説がある。
 
ツツジのトンネルを進んで旭ヶ丸頂上。
誰かに見られている気配がしたら、眼の前に鹿くんがこちらを見つめている。
逃げもしないが人間に慣れてしまっているのだろうか。
西側の天岩戸別神社の石柱。
佐那河内の本に拠ればこの2つの石柱の間に、天岩戸別神社の奥の院があったとか。
 
カマツカの実が赤く熟れている。
こんな所にキバナアキギリが。
 
シラキが真っ赤に紅葉している。
 
まだ色付き始めたばかりの木も。
まだ残っているガマズミの実
 
高丸山や雲早山そしてその右奥に高城山。
 
おばこ峠に来ると、いつの間にかミカエリソウの群生が。
残念なことに花は終わっている。
何時咲いたのだろうか?
前回来たときには気が付かなかった。
 
いつものように不動明王にお参り。
 
わずかに咲き残ったシコクブシと真っ赤なアオテンナンショウの実。
 
見事なシラキの紅葉の下を直登路に向かう。
 
登り易くなったとはいえ、やはり急登だ。
高鉾山本峰のベンチで一休み。
 
かわいいキノコが出ているがきっと毒キノコだろう。
紫色のシコクブシは殆ど散っているのに、純白のシコクブシだけが元気に咲いていた。
高丸山もクッキリと見えている。
何故か風車は全部停まっている。
 
真っ赤な実はアオハダかな?
実が楕円形なのでカマツカかもしれない。
 
ヤマボウシとドウダンツツジ
 
流川から登山道に戻るとまだキッコウハグマが咲いている。
 
四国のみち分岐で切り株に座って昼食。
 
食後、林道に向かうとシロモジの実がたくさん落ちている。
 
林道降り口にはセンブリが一杯花を開いている。
 
ツルリンドウが可愛い赤い実を付けている。
 
四国のみちの代替え入り口から林道に出る。
 
クマノミズキの花柄はまだ落ちていない。
風車はまだ止まっている。
 
ヤマシロギクとノイバラかな。
 
青空が綺麗だ。
アケボノソウがまだ咲き残っているなあ。
 
ススキが良い雰囲気だ。
アサマリンドウがまだ咲いている。
 
まだ咲いている花もあるが殆どはもう花が終わってしぼんでいる。
 
ススキの影にセンブリが咲き誇っている。
ピンクの筋が入ったセンブリも。
千回煎じてもまだ苦いと言われるセンブリの花。
子供の時の苦かった胃薬が思い出される。
 
ずっとセンブリの群落が続く。
 
まだきれいに咲いているアサマリンドウと最近多いカマキリ。
 
高鉾山に向かうと狂い咲きのすみれが。
 
高鉾山山頂のベンチでコーヒータイム。
今日は一口あんころ餅を持ってきた。
堪らなく甘いのが疲れを取ってくれる。
 
ここから見る勝浦の町は気持ちが落ち着く。
 
ゆっくりと休憩して引き返す。
アオテンナンショウの実と花の終わったアケボノソウの実。
カナクギノキの紅葉が綺麗だ。
 
リュウノウギクも咲き誇っている。
 
紅葉とコウヤボウキ
シラキの紅葉が燃えるようだ。
大川原高原にシラキが多いのに驚く。
 
一軒茶屋の仮小屋の前には材木が並べられていた。
建て直しか始まるのかな?
駐車場ではドローンを飛ばして遊んでいた。
今日は、清々しい秋空のもと気持ちの良い山歩きができた。
月が変わればアチコチの紅葉の名所で紅葉狩りが出来ることだろう。
里山倶楽部四国
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