春の里山 大川原高原 2024年04月11日  22
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 ヒゴスミレ -

大川原高原にヒゴスミレが咲く頃だ。

沢山見たい他の山の花は有るけれど、まずは見に行かなくては。



何時もの場所に咲いていました。

しかし、花数が圧倒的に少ない。

風車工事で山肌が大規模に削られたせいかもしれない。



でも可愛いヒゴスミレに出会えただけでも幸せ。

数が少なくなってもズッと咲き続けて欲しい。



山肌にはコバノミツバツツジが咲き始めている。

駐車場に着き出発。

曇っていて風が強く寒い。



ナガバノモミジイチゴが咲き始めている。

黄色くて美味しい実が出来るのが楽しみ。

アセビの花が満開だ。



カラマツの若葉は初々しくて可愛い。



シロバナショウジョウバカマは色が変わってしまっている。



ドウダンツツジはまだ芽吹いておらず寒々しい。

メギは芽吹き始めていた



トクシマコバイモは丁度見頃。

花数も多い。



ヤマヤナギの芽吹き



赤花スミレが咲き始めているが、ビックリするほど花数が少ない。



石仏にお詣り。



シコクブシが芽吹き始めている。

セントウソウは花盛り。



旭ヶ丸頂上を過ぎると片栗の葉が出始めている。

今年は沢山咲いてくれるかな。



フキヤミツバが咲き始めている。



お高越山方向は霞んでいる。



長年探していたお紋の墓。

不動峠から少し上。

幅40センチ縦60センチの自然石。

側の石室に祠が祀られている。

村史などに書かれた状況と同じだ。

この石がお紋の墓かもしれない。



石室は天石が落ちてしまっている。



この祠は石室の中に祀られていたのか?

それとも隣の平石の上に祀られていたのだろうか。



おばこ峠(不動峠)



お紋の死を悼んで建てられた不動明王。

側面には藤川や梅の木など四ヶ所の地名が刻んである。

この峠が上勝や神山の交差路にあったことが解る。



灌頂の滝と焼山寺の道標。

此処が、灌頂の滝と焼山寺の参拝路にあったことが解る。

神山や上勝町の若者は参拝の折にこの峠で出会って結ばれた。

仲人さんも待機していたという。



エイザンスミレの葉が沢山出ている。

今年は咲いているのに出会えることが出来るだろうか。



ツクバネソウとツルリンドウの葉



高鉾山本峰に着く。

相変わらず曇っている。



カナクギノキはまだ蕾。

カタクリの葉が沢山出ている。



シロモジが咲き始めている。



ミツバツツジの蕾も赤くなってきている。



風車の羽が撓んでビュンビュンと回っている。



山を下っていくとシロモジが満開となっている。

コバノミツバツツジも満開。



大株のシャクナゲはまだ小さい蕾。



車道に出るとシロモジが満開だ。



高鉾山に向かうとシロモジが一面に咲き誇っている。



山頂直下にはナガバノスミレサイシンが沢山咲き始めている。

一時期花数が減って心配していたが、嬉しい。



高鉾山山頂で昼食。

勝浦の町も霞んでいる。



シロモジの花を楽しみながら下山。



少しピンクのナガバノスミレサイシンも咲いていて可愛い。



車道を帰るとクロモジの花も満開。



シロバナタチツボスミレの群生地にはまだ花が咲いていない。

近くの斜面には沢山咲き始めていた。



ニワトコの花が満開だ。

この花は古く万葉集などにもミヤツコギとして詠まれている。



フモトスミレとシロバナタチツボスミレ



アカバナスミレが咲き始めている。



アカバナスミレは本来の群生地の花が絶滅しそうになっているが、

崩れた斜面に多く咲いていてくれて嬉しい。



タチツボスミレとアカタテハ



ヤマルリソウも群生している。



リョウブの若葉とナガバノモミジイチゴ。



ヨゴレネコノメとハルトラノオも群生している。



咲き残ったヤマザクラとキブシの花



赤いプレハブ小屋に一軒茶屋の看板が掛かっていた。

営業を再開したのかな。

駐車場に帰ると車が増えていた。

皆さんトクシマコバイモを見に来たのかもしれない。



晴れてきたのでもう一度ヒゴスミレを見て帰る。



イワザクラの群生地に寄ってみる。

遙か上の方に咲き始めている。

ロープで入っていけないので、50倍ズームで撮影。

矢張り可愛いなあ。

もう少しするとあちこちで咲き始めるかな。



明るくなってきたので、山肌のヤマザクラが良い雰囲気。



トリガタハンショウヅルとフデリンドウの蕾。

フデリンドウが少ないのが心配。

大川原高原にも春の花が咲き始めた。

これからの山散策が楽しみだ。



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