春の里山 大川原高原 2024年05月05日  2
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 阿波の峠を歩く会参加 -

ゴールデンウィーク後半は天気が良い。

昨日まで3日間連続で山歩きをした。

今日も阿波の峠を歩く会で大川原高原を歩くことにする。



駐車場まで車に分乗してやってくると、那賀町のRさんが待っていてくれた。

Rさんとはネット上では古い知り合いだが、お会いするのは初めて。

歩き始めるが、皆さんカタクリなどが咲いていると熱心に観察している。



ナナカマドには花が咲き始めていた。



展望台から徳島市内



旭ヶ丸に立ち寄って西尾根へ。

フキヤミツバが、まだ咲き残っていた。



シデの若葉が美しい。

葉脈が20本以上あるのでクマシデだろう。



ユウシュンランが咲いていた。

いつとは全く違う場所にポツンと咲いていた。

尾葉古峠でお紋のお墓と思われる石柱(高さ60㌢位、底辺40㌢位)や祠(石室は壊れている)にお参りする。

お紋さんのお墓は、「村誌」や「ふるさと佐那河内」に書かれている情報も其々異なっていて不確かだ。

峠の呼び名も「杖立峠」「不動峠」そして「尾葉古峠」と佐那河内や神山そして上勝と麓の町によって異なっている。

佐那河内などで呼ばれている「尾葉古峠」の語源もはっきりしない。

「お紋さん」=「若い娘」=「おばこ」とか思ったりする。

峠は昔から上勝、神山、佐那河内の交流場となっていて、不動明王の側面は道標になっている。

また、焼山寺と慈眼寺「灌頂の滝」の参拝路となっていて、多くの若者達が行き交い仲人さんなどもいたらしい。

その場でカップルが決まり、結ばれたらしい。

Rさんから、那賀町でも同じような縁結びの行事があったと教えていただいた。

縁結びの手拭い?



高鉾山本峰へ向かうとツクバネソウに花が咲いていた。

頂上で昼食。

アワノミツバツツジは殆ど花が落ちていて、2日前にはピンクの絨毯状態に落花した跡も消えていた。

しかし、まだ綺麗なカタクリの花が咲いていてくれた。

副会長が沸かして入れてくれた熱々のコーヒーをゆっくりと楽しむ。



伐採地にはメギの花が可愛く咲いていた。



シャクナゲの大株は、花は咲いていたが、花数が極端に少ない。

やはり、裏年のようだ。



帰り道にはギンリョウソウがまだ咲いていた。

駐車場で皆さんにお別れ。

やはり気の合った人達と和気あいあいと山歩きするの良いものだなあ。




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