春の里山 竜王山 イチリンソウ 2024年04月12日  22
里山倶楽部四国編 

- 竜王山 イチリンソウ ケスハマソウ -

阿讃山脈の竜王山のケスハマソウや久保谷のイチリンソウが咲く頃だ。

昨日歩いた時の痛みがとれていないが、何とかなるだろう。



杉王神社に着くと桜がまだ綺麗だ。



此処の杉は本当にデカイ。



寒風峠ハイキングコースから登り始める。

アキレス腱が痛み出したので、ロキソニンを飲む。

何時もならユキモチソウが沢山咲いているのだが、今年は姿が見えない。

コバノミツバツツジは盛りが過ぎている。



セトウチウンゼンツツジが沢山花を付けている。



横畑集落に向かうとムラサキケマンが群生。



ヤマブキやナガバノモミジイチゴも例年通り咲いている。



尺善さんのお墓と石仏。



アケビの花が今年は少ないなあ。

季節が遅れているのだろうか。



横畑の集落の間を登って行く。



春キャベツが植え付けられたばかり。



ヤマザクラや八重桜が満開。



三条神社の桜も綺麗だ。



三条神社にお詣り。



楽しみにして来たフデリンドウはまだ小さな蕾。



代わりにシュンランがアベックで咲いていた。



ピンクのカキドウシやムラサキサギコケも咲いている。



最終農家手前の桜が満開。



竜王峠に向かう。

ユキモチソウの赤ちゃん。



この道は標高差100m位だが地道にキツイ。



フデリンドウはまだ蕾だが、ギンリョウソウが咲いていた。



ヤマシャクヤクはまだ堅いつぼみ。



ウスバヒョウタンボクの花。



ヒナスミレの花は今年も少ない。

アワコバイモはもう実になっている。



車道に出て竜王峠を目指す。



ヤマルリソウとギンリョウソウ



ヤマザクラとヤドリキ



ニリンソウはまだ蕾も出ていない。

竜王峠でコーヒータイム。



ウグイスカグラの花が可愛い。



鉄塔広場まで登り急坂を下りる。

コブシの花が少し残っていた。



シハイスミレとツルリンドウの葉。



車道に出るとケスハマソウが咲き始めている。



今年は花数が多い。



色の濃いアカネスミレが咲き始めている。



ヤブレカサとお地蔵さん。



阿波竜王山に着く。

もう此処で足首が痛くなった。

ロキソニンをまた飲む。



大山山と高松市内。



竜王峠に引き返すとルリタテハが飛んできた。



オカスミレやケスハマソウを楽しみながら車道を進む。



ケスハマソウとシハイスミレ



クロモジも満開。



竜王峠で一息入れて一等三角点のピークへ。



急坂を下りて寒風峠のベンチで昼食。

今日はファミマの鶏弁当。

コーヒーを飲んで立ち上がろうとするとアキレス腱がまた痛み出した。

此処から急坂が続くのに困った。

仕方なくまたロキソニンを飲んで出発。



急坂の上り下りを何回か繰り返して、一番キツくて長い坂を登る。



やっとの事でベンチのあるピークに到着。

コーヒーを飲んで一休憩。



此処からの坂はそうキツくはない。

急坂を下ると三頭越えはもう目前。



最後に少し登り返して三頭越えに着く。



三頭大権現の扁額が掛かった鳥居。

金比羅さんへの道標もある。

裏に馬道と刻まれているので、馬も通ったのだろう。



猿田彦とおっぱい地蔵



反対側には金毘羅大権現の扁額。

この峠は多くの参拝客や借り子牛の人達が通ったことだろう。



一休みして久保谷へ。

何年か前に造っていてそのままになっていた林道が出来上がっていた。

間伐をする為の道路だろう。

久保谷の上の樹木が完伐されていた。

大雨が降った時に久保谷は大丈夫なんだろうか。



降り始めるとニリンソウが綺麗だ。



イチリンソウも咲き始めていて初々しい。



何時もは枯れた沢だったが、今日は水量が多い。

ニリンソウが群生している。



アワコバイモはもう実になっている。

ユキワリイチゲは既に花が落ちている。



名の通り二輪そろって咲いているニリンソウが多い。



水量が増えている沢を渡る。

何年か前に滑って頭を打って亡くなった人が居るので慎重に渡る。

イチリンソウがこれでもかと咲いている。



ニリンソウも見事だ。



ヒトリシズカの花もビッシリ。



裏がピンクのイチリンソウ。



ニリンソウとヨゴレネコノメ。



ハシリドコロとチャルメラソウ。



断層の所の水量も多い。



降りるに従って水量が多くなり、岩を伝って渡るのが困難になった。

飛び渡れば良いのだが、もし滑ったら大変。

思い切ってジャブジャブと沢を渡る。

意外とゴアテックスのハイカット靴は水が入らない。

靴下は濡れたが歩くのに支障は無い。



今年は生えていないと不思議に思っていたユキモチソウが咲き始めていた。

今年は花が遅れているようだ。



名残のイチリンソウを写していたら2m程もあるヘビを踏みそうになった。

気をつけなければ。



入口のお堂の石碑。



由縁は良く解らないが、善光寺と刻まれた石碑もある。



車道を引き返していると畑のあぜ道にフデリンドウが咲いていた。

今年始めての出会い。

今日は諦めていただけに嬉しい。



ワサビの花とユキモチソウ。



歩き疲れて足の痛みも感じなくなってきた。

もう歩くのは嫌と思った頃大杉が見えてきた。

段々とこのコースを歩くのがキツくなってきた。

しかし、何とか歩き通すことが出来て、綺麗なイチリンソウやニリンソウを見ることが出来た。

来年も来ることが出来れば良いのだけれど。





総歩行距離 14.4㎞

累計標高差 ±1,145m

総行動時間 8時間14分。



里山倶楽部四国

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