春の里山 柴小屋山 アケボノツツジ エイザンスミレ  2024年04月19日  
里山倶楽部四国編 

- 柴小屋山 アケボノツツジ エイザンスミレ -

薬研谷にアケボノツツジが咲く頃だ。

しかし、Yamapにも情報は無い。

取りあえず行ってみよう。



柴小屋山 休憩所の手前の桜。

例年なら満開を過ぎている頃だが、今年は咲き始めたばかり。



登山口のシロモジとタムシバ。



トサミズキは満開を過ぎている。



ヒメシャラは芽吹き始めたばかり。



シハイスミレが可愛い。

ご高齢の4人組に御挨拶して先に進む。



柴小屋山への階段道。



カタクリはまだ目を覚ましていない。

帰りのお楽しみ。



ツクシシャクナゲは、蕾もない。

今年は裏年かな?

ヤシャビシャクも葉が出てきたばかり。

今年は遅い。



柴小屋山山頂。

ブナの芽吹きは遅れている。



四国の道を過ぎて大道丸へ。

シハイスミレが多い。



大道丸山頂。

新しい標識が出来ていた。



薬研谷へと降り口。

入山禁止の標識がなくなっていた。



入口のミツバツツジに花が少ない。



ヤマハンノキの若葉が芽吹いていた。

所が例年綺麗に花を付けるアケボノツツジが見当たらない。

全く咲かないと言うことがあるのだろうか。



下っていくとエイザンスミレが花盛り。



期待以上に多くの花を咲かせている。



ハルトラノオとエイザンスミレ。



ドンドン下っていくと、例年眩しいほどの花を咲かせるミツバツツジが見えない。

ミツバツツジが咲くはずの旧林道が掘り返されて新しい道が出来ている。



なんと言うことだろう。

大川原から伸びてきていた大川原旭ノ丸林道が尾根道を分断して大型重機が新しい道を作っている。

大川原旭ヶ丸林道は、尾根を回り込んだところで工事が止まっている。

この先は土地買収が出来ていないと聞いていたが、どうなるんだろうか。

林道の行き先がないので旧の崩壊した林道を着け直して上勝の百間滝につなげるのだろうか。



従来の登山道は分断されて断崖絶壁となっていて降りることが出来ない。

左に回り込めば、林道に降りることが出来るようにも見えるが、絶壁となっているかもしれない。

降りてみようかと家内に言うが、降りれても重機が道を削っている横を行くのは厭だと言う。

そしてサッサと登り返して行った。



この登り返しはキツイが仕方が無い。

エイザンスミレを見ながら登り返す。



諦めてもう帰るのかと思ったら、下の薬研谷入口からアケボノを見に行くという。

行ったらまた登り返してこなければならないのにと、一寸嫌気が差すが仕方が無い。

四国の道分岐まで引き返して、崩れた四国の道を下る。

フデリンドウや コミヤマカタバミを見ながら下っていく。



ザレタ道を過ぎると、緩やかになり、花を見る余裕が出てくる。



ミツバテンナンショウとワチガイソウ。



鮮やかなミツバツツジも咲いていた。



大川原旭ノ丸林道に出る。



ヤマザクラが綺麗だ。



薬研谷入口から綺麗な道が出来ているので進むが工事中。

ユンボで作業中の男性に聞くと、去年から殆ど工事は進んでいないそうだ。



工事中の道の先は谷になっていて目の前は山の崖となっている。

なんとこの谷は、ヤマシャクやイチリンソウの花園の谷だ。

以前は毎年、大川原高原からヤマシャクヤクを見に来ていた。

そう言えば去年、この道は土砂捨て場のために作っていると聞いた。

まさか山野草の花園が土砂捨て場になるなんて。



谷にはシロバナネコノメソウやキケマンが咲いていた。



ヤマシャクヤクはまだ蕾だが沢山生えている。

今年は最後の花を咲かせるのだろうか。

ジロボウエンゴサクも咲いている。



昔からの遊歩道に戻って銚子の滝を目指す。

ヤマザクラがまだまだ綺麗だ。



銚子の滝に着く。



見上げるとヒカゲツツジが満開。



ザレタ道を一生懸命登って大岩へ。



アケボノツツジやミツバツツジが咲いている。

しかし雰囲気が違う。

何時もの岩より東の岩に登ってしまったようだ。

また少し降りて何時もの東の大岩に登る。



目の前に見慣れた大岩とアケボノツツジが見える。

丁度見頃のようだ。

岩に腰掛けて昼食。



風車もよく見える。



熱い珈琲を飲み、充分にアケボノを堪能して下山。



帰りは、ヒカゲツツジの咲く場所へと降りる。

今年は例年よりも綺麗な気がする。



見上げるとリョウブの若葉とアケボノツツジのピンク色がとても綺麗に見える。



シロバナネコノメソウを楽しみながら引き返す。



ヤマザクラが綺麗だ。



掘れて痛んだ登山道を上っていく。



林道から四国の道に入る。



ヤマザクラが綺麗だなあ。



この道は地味に足に来る。

スミレやワチガイソウが慰め。



ザレタ道を慎重に登る。



ミツバテンナンショウとコミヤマカタバミ。



一寸ピンクのヤマルリソウ。



稜線に戻り柴小屋山に向かうと白花のフデリンドウに出会えた。

少しピンクのシハイスミレも可愛い。



見事なブナを過ぎて階段道を下る。

咲いていました。

朝は閉じていたカタクリが見事に咲いている。



今年初めての綺麗なカタクリをじっくりと楽しむ。



今日は上り下りで、結構疲れたが綺麗な花を沢山見ることが出来た。

中津峰山のオンツツジや高丸山のアケボノツツジそして南高城のシロヤシオと楽しみが待っている。





総歩行距離 7.7㎞

累計標高差 ±709m

総行動時間 6時間

里山倶楽部四国

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