秋の里山 焼山寺山  2025年11月17日  2
里山倶楽部四国編 

- 焼山寺山 イチョウ輝く -

焼山寺山のイチョウやモミジが色つく頃だ。

天気予報が快晴なのを確認して神山山に向かう。



黒口に車を止めて、左右内(そうち)谷川に沿って登っていく。

数年前まで祀られていたおフナトさんも今は崩れている。



黒口神社にお参り。



ベニバナトキワマンサクが今頃咲いている。

花期は4月頃だと思ったが。



現在でも鍋岩荘は営業しているのだろうか。



ナギナタコウジュ



可愛い花。ガウラの花かな。



真っ赤なモミジとコエグロ



まだ時々祀られているおフナトさん。



鍋岩橋から。

この岩が鍋岩の語源かも。



青石の石畳の道を登っていく。



古い石垣が何重にも連なっている。

昔は畑や住宅があったのかも。



最後に残された空海の道と呼ばれている。

良い感じの古道だ。



昔は桃源郷と呼ばれた所に着く。

昔、何時でも好きに飲んでいいよと飲み物のお接待をしてくれたお爺さんの畑と小屋。

飲み物が入っていた冷蔵庫がそのまま残っている。



杖杉庵に着く。



境内の椅子で一休み。

勝浦のミカンが美味しい。



四国のみちとなっている遍路道を登っていく。



遍路墓が残っている。



道端の大師像。



車道を越えて進むとモミジの紅葉が綺麗だ。



朝日に照らされてモミジが輝いている



見事な紅葉が続いている。



思わず足を止めて見入ってしまう。



焼山寺が見えてくる。



見事なイチョウの黄葉。



焼山寺石段前。



緑色片岩や紅簾片岩の石段を登って山門へ。



黄金色の炎に包まれたお大師さん。



焼山寺本堂へ。



まずは鐘を一突き。

心の底に響き渡る。



十二社神社。

御祭神は国常立尊から伊弉諾・伊奘冉尊までの天神七代と
天照皇大神から神武天皇の父である彦波瀲武鵜葺草葺不合尊までの地神五代。

熊野三所・五所王子・四所明神の「熊野十二所権現」よりの分祀と言われ、

社名も「十二所大権現」という名前だったようだが、

神仏分離後は御祭神を現在のものに変更し、十二社神社と改称されたそうだ。

ちなみに神仏分離以前は焼山寺は当神社の別当寺だったとか???



大師堂と本堂にお参りする。



虚空蔵菩薩像



干し芋が干されている隣で一休憩。



火照った体にミカンが美味しい。



奥の院に向かうと、トチノキやコシアブラが綺麗に色付いている。



三本の大杉の横を過ぎていく。



色とりどりに色付いた木々が続く。



モミジもきれいだ。



大蛇閉じ込めの大岩。

トチノキの大木が有る。



アカガシの大木と宇宙戦艦ヤマト岩。



イヌブナの見事な紅葉。



倒れていて頭を打つことが多かったカラスザンショウが切り倒されていた。



キッコウハグマが一輪咲き残っていた。

数年前に出会っただけなので嬉しい。



イヌブナの大木



杖立権現



淡く色付いているのはネジキ。



焼山寺山頂の、蔵王権現の祀られている奥の院に着く。

剣山方向は霞んでいる。



黄金色の光の下で昼食。



昼食後、また彩りを楽しみながら引き返す。



二人のお遍路さんが登ってきた。

此処で人に会うのは珍しい。



焼山寺に帰ってきて、またミカンを食べて一休み。



後はひたすら転倒しないように気をつけて下山。

小春日和にタチツボスミレが咲き始めていた。

今年も、素晴らしい紅葉を楽しむことが出来た。

次は、高城山の霧氷が楽しみだ。



里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください