秋の里山 焼山寺山 2024年11月22日  2
里山倶楽部四国編 

- 焼山寺山 -

里山にも紅葉が降りてきた。

焼山寺のモミジや大銀杏は色付いただろうか。



例年通り寄居から歩き始める。

左右内谷川沿いのイチョウが朝日に輝いている。

何時も正月にお会いする黒口のお宅の前の駐車場にベンチと机が置いてある。

お遍路さんの休憩用に造られたのだろうか。



黒口神社にお参り。

陸軍大通安全対策の碑がある。

戦時中のものだろうか。



ついこの前までお祀りされていたオフナトさんはもう崩れている。

すみれがもう咲き始めている。



神山温泉行きの町内バスがやって来た。

まだ運転されているんだなあ。



不動さんにお参りしながら河畔の道を進んでいく。



鍋岩山荘の紅葉が綺麗だ。



何の花だろうか。



山越えで大日寺に向かう旧遍路道入り口。



若い女性のお遍路さんがやって来た。

昨夜はすだち庵に泊まられたらしい。

これから旧遍路道の山越えで大日寺に向かうという。

すごいなあ。

道の様子を聞かれたが、私はまだ通ったことがない。

一度歩いてみなければなあ。

お気をつけてとお別れする。。



田中屋食堂前のオフナトさん。



鍋岩橋から見た鍋岩と紅葉。



旧遍路道を登って行く。



青石の敷石がきれいに残っている。



この辺は石垣が続く。

民家や畑があったのだろうか。



桃源郷は道が綺麗に整備されている。



旧遍路道の道標。



杖杉庵の大杉とイチョウが見えてきた。

「この冷蔵庫に飲み物が入っているから何時でも飲んでいって」

と言ってくれたお爺さんはもういない。

冷蔵庫だけが昔のまま残っている。



杖杉庵に着く。



地蔵堂にお参り。



衛門三郎の供養塔の前でミカン休憩。



遍路墓とお地蔵さん



二度車道を渡って行く。



モミジが真っ赤に色付いてきている。



焼山寺が見えてきた。



青石の石段を登って行く。



燃えるように輝くイチョウと御太師さん像



山門を潜ると見事なイチョウが出迎えてくれる。



大きな杉の並木を通って焼山寺へ。



何時ものように鐘を一突き。

深く澄んだ音が響き渡る。



十二社神社と大師堂にお参り。



本堂で虚空蔵菩薩様にお参り。



奥の院に向かう。

ホウノキが色付いている。



モミジとシラキの黄葉。



悪蛇閉じ込めの大岩の祠に木が倒れ落ちてきている。



宇宙戦艦ヤマト岩を過ぎるとブナの黄葉が素晴らしい。



輝くブナ



ブナの黄葉のグラデーション



イヌブナ



コハウチワカエデ



ハウチワカエデ



同じく



綺麗だなあ。



コシアブラ



コシアブラは柔らかで薄い黄色が好ましい。



ベニドウダン



ベニドウダン



真っ赤



高城山は霞んでいる。



杖立権現を越えていく。



奥の院に着く。



剣山方向は霞んでいる。

温かな日差しの下でお弁当。

食後の珈琲が美味しい。



奥の院の下りで作務衣にサンダル履きの男性が登ってきた。

リヤカーを引っ張って物部川を遡って那賀川を下り勝浦から佐那河内を越えて歩いてきたらしい。

これから倉羅峠を越えて海岸寺に向かうらしい。

何とまあ!

驚くばかり。

鍋岩の駐車場に大型バスがやって来て小型バスに乗り換えていた。



帰り道に咲いていたツツジ?と茶の花。

今年は紅葉が遅れていたが、例年通りの美しい紅葉に出会うことが出来た。

さあこれから一気に寒くなって霧氷や雪のシーズンになる。

また積雪の剣山や雲早山そして高城山に登ることができるだろうか。



里山倶楽部四国

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