春の里山 高丸山  2025年06月04日  2
里山倶楽部四国編 

- 高丸山 シロヤシオ -

南高城にシロヤシオを見に行こうと思っていた。

しかし、皆さんのレポートを見るともう殆ど散っているらしい。

近くで遅くまでシロヤシオを見ることができるのは高丸山だ。

早く起きて千年の森駐車場に向かう。

鮎釣りの人達がもう既に大勢竿を出していた。



駐車場には一番乗り。

登山口にはキツクバネウツギやヤブウツギが咲き誇っている。



紫がかったツツジは植栽かな。



遊歩道にはギンランが咲き残っている。

コガクウツギは咲き始めたばかり。



ヤハズアジサイが蕾を付けている。



タニギキョウが沢山咲いてヤマアジサイはまだ蕾。



不動明王や石仏にご挨拶。



アオテンナンショウが咲き始めている。



ブナの新緑が美しい。

足元にはフタリシズカが咲き始めている。



三ツ尾の峠着。



まだオンツツジが咲いていて真っ赤な落花が美しい。



展望岩まで登ると一本ブナのピークの向こうは霞んでいる。

ナツツバキに小さな蕾が出来ていた。



ベニドウダンはまだ色ついていない。



登山道に真っ白なシロヤシオが落ちていて、純白の絨毯のようだ。

オンツツジの朱色がアクセントになっている。



見上げるとシロヤシオが満開。

しかし、逆光でうまく写せない。



眼には綺麗に見えているのだけれど。



高丸山頂上着。

オンツツジが鮮やかだ。



雲早山が優しい姿を見せている。

標高が高いせいかカマツカはまだ蕾が多い。



タンナサワフタギはまだ蕾。



雲早山縦走路のピークに向かう。



期待していた通り、シロヤシオが満開。



近年にない咲き具合で素晴らしい。

しかし、木が大きくて茂っているので下から写すと影になる。



日差しが漏れているところでは純白の花が輝いて見える。



ピークまで行って日差しが変わるのを待つことにする。

西三子山や高城山はよく見えるが、剣山方向は霞んでいる。

景色を楽しみながらコーヒータイム。



山肌には、パッチワークのように白い花が咲いている。

きっとミズキの花だろう。



少し太陽の位置が変わったので、またシロヤシオを見に行く。

期待通り花に日が当たり始めている。



純白に輝くシロヤシオは美しい。

清純な花だ。

愛子さまはお印として帽子などに飾られている。



またお日様の角度が変わって影になるまで見入っていた。



また頂上に帰る。

今日は誰も登ってこないようだ。



早々に下山を始めるが、ミツバツツジがまだ咲いている。



東尾根にも沢山のシロヤシオが咲いている。

例年は気が付かないが、今年は花つきが良くて良く目立つ。



登山道に落ちた花びらも美しい。



ビックリするほど大株のオンツツジが何株も咲いていて真っ赤な花を咲かせている。



この時期にこんなに見事に咲くオンツツジは初めてだ。



トチノキに花がいっぱい咲いている。



アサガラの花も満開。



オオバアサガラやエゴノキはまだ蕾。



急登を登り旗立山頂上で昼食。



食後、林道を帰ると桜に可愛い実が出来ていた。



シデにミノムシのような実が出来て色付いている。

葉脈が20対以上あるのでクマシデだろう。



ミズキの大木に薄緑の花が満開。

何本もあって見事だ。



この花が遠くの山肌にパッチワークのように咲いていたんだな。



帰りはトチバニンジンの蕾を探したり、カマツカやオンツツジの花を楽しみながら下山。

勝浦川では鮎釣りの人達が長い竿を出している。



よってね市で朝釣ったばかりの鮎の姿寿司を購入。

ビックリするほど安かった。

急いで帰って熱いシャワーの後で、ギンギンに冷えたビールとともに、初物の鮎鮨をいただく。

さすが勝浦川の天然鮎は美味しい。

最高の幸せ。


里山倶楽部四国

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