－ 高城山 霧氷輝く －
昨日、高城山に霧氷が付いたそうだ。
今朝も天気予報では、朝早くには気温が低く大風が吹くそうだ。
これは、霧氷が見られる大チャンスだ。
朝暗いうちに起きて出発。
スーパ林道に入った所で大型トラックがやってきて、離合の際に運転手のおじさんが
「上の方は雪が積もっているから気をつけて」と注意を受ける。
ファガスの森を過ぎたあたりから雪が現れるが、大したことはない。
 
高城山登山口に駐車。
先着車はいない。
もうすでに帰ってしまったのだろうか。
 
一応軽アイゼンをリュックに入れて出発。
登り始めるとすぐにブナの霧氷が出迎えてくれる。
 
ネギ坊主に向かって登っていくと霧氷が素晴らしい。
予想以上に発達した霧氷に感激しながら登っていく。
剣山も薄っすらと白い。
 
見上げると青空に真っ白な花が咲いたようだ。
 
素晴らしい景色に足が進まない。
何時でも何処からの山からでも見えているアメダスレーダードーム。
 
頂上に向かって登っていく。
 
雪が深くなるが、柔らかい雪なのでアイゼン無しでも大丈夫。
 
霧氷の林に囲まれるが、突然雲が出てきて太陽が隠れて薄暗くなる。
 
素晴らしい霧氷なのにパットしない。
 
素晴らしい霧氷なのに残念だ。
 
頂上に向かって進むと青空が見えだした。
やはり光が当たると一段と綺麗だ。
 
綺麗だなあ。
 
高城山頂上着。
 
引き返そうかと思ったが、西尾根の霧氷がきれいに見えているのでそのまま進む。
 
頂上の三本のブナも霧氷できれいに着飾っている。
 
西尾根を下る。
 
ナナカマドの赤い実とブナの枯れ葉
 
西尾根の霧氷も凄い。
 
立派な海老の尻尾が出来ている。
 
この斜面は北西風が吹きき上げてくるのかな。
 
降りても降りても霧氷が続く。
 
日が差して温かい感じだが気温は零下。
ブナの実が落ちずに大量に残っていた。
 
青空が出てくると一段と美しい。
 
海老の尻尾
ブナが白いドレスを着て踊っているようだ。
 
テンニンソウにも霧氷が。
テンニンソウの草紅葉と霧氷。
霧氷の向こうに剣山
振り返る。
なんとも言えない素晴らしい景色。
 
ザレて歩きにくい急坂を下る。
 
マユミの赤い実
 
落ち葉と雪で滑りやすくなっているトラバースを慎重に下る。
 
車道横で昼食。
後はひたすら歩く。
 
真っ赤な実はカマツカのように見えるが。
 
車まで帰ってきた。
一台だけ車が停まっていた。
こんなに素晴らしい霧氷が付いているのに見に来ないのはもったいないなあ。
今日は、期待以上の素晴らしい霧氷を見ることが出来た。
もうすぐスーパー林道も通行止めとなる。
次は、雪の剣山かなあ。
少し足を鍛えて頑張って登りたい。
里山倶楽部四国
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